豊見城市議会 > 2018-12-11 >
12月11日-02号

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  1. 豊見城市議会 2018-12-11
    12月11日-02号


    取得元: 豊見城市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-16
    平成30年第5回豊見城市議会定例会会議録  ┌─────────── 平 成 3 0 年 第 5 回 ───────────┐  │        豊見城市議会(定例会)会議録(第2号)        │  │        平成30年12月11日(火曜日)午前10時開議        │  └──────────────────────────────────┘出席議員 20人 (1番)楚 南 留 美 議員           (14番)外 間   剛 議員 (2番)新 垣 繁 人 議員           (15番)仲 田 政 美 議員 (3番)比 嘉   彰 議員           (16番)當 銘 清 弘 議員 (4番)大 田 善 裕 議員           (18番)佐 事 安 夫 議員 (5番)大 城 敬 理 議員           (19番)大 城 吉 徳 議員 (6番)比 嘉 仁 一 議員           (20番)赤 嶺 一 富 議員 (8番)大 田 正 樹 議員           (21番)赤 嶺 勝 正 議員 (9番)新 垣 亜矢子 議員           (22番)赤 嶺 吉 信 議員 (10番)德 元 次 人 議員           (23番)瀬 長   宏 議員 (13番)与那覇 清 雄 議員           (24番)儀 間 盛 昭 議員欠席議員 なし職務のため出席した事務局職員の職氏名 事務局長   大 城   肇           主  査   瀨 長 さゆり 次  長   宮 城 盛 秀           主任主事   嘉 数 信 仰 班  長   前大舛 之 信地方自治法第121条による出席者 市     長   山 川   仁     教  育  長   照 屋 堅 二 総務企画部長    内 原 英 洋     市 民 部 長   比 嘉 徹 夫 福祉健康部長    當 銘   健     都市計画部長    赤 嶺 隆 志 経済建設部長    金 城 道 夫     上下水道部長    當 銘   隆 消  防  長   平 田 真 一     教 育 部 長   濱 里 和 宣 総 務 課 長   安谷屋   元     秘書広報課長    大 城 達 宏 人 事 課 長   屋 宜 圭 太     企画財政課長    翁 長 卓 司 商工観光課長    高 安 哲 也     協 働 の ま ち   仲 俣 弘 行                       推 進 課 長 生活環境課長    大 城   堅     税 務 課 長   渡 口 貴 盛 社会福祉課長    金 城   悟     子育て支援課長   仲 地 恒 雄 保育幼稚園課長   比 嘉   豊     保育幼稚園課    奥 濱 真 一                       参    事 健康推進課長    赤 嶺   健     都市計画課長    新 里 秀 樹 都市計画課参事   具志堅 清 一     市街地整備課長   大 城   智 道 路 課 長   城 間 保 光     公園緑地課長    金 城   司 農林水産課長    高 良   均     学校教育課長    赤 嶺 太 一 学校教育課参事   大 湾   悟     学校施設課長    国 吉 有 貴 (指 導 主 事) 生 涯 学 習   上 地 五十八     選管兼監査委員   久手堅   勝 振 興 課 長               事 務 局 長本日の会議に付した事件 日程第1.      会議録署名議員の指名 日程第2.議案第79号 平成30年度豊見城市一般会計補正予算(第6号) 日程第3.報告第23号 専決処分の報告について 日程第4.報告第24号 専決処分の報告について 日程第5.      一般質問        平成30年第5回豊見城市議会定例会議事日程(第2号)          平成30年12月11日(火) 午前10時 開 議┌──┬─────────┬─────────────────────────┬─────┐│日程│ 議 案 番 号 │       件         名       │備   考││番号│         │                         │     │├──┼─────────┼─────────────────────────┼─────┤│ 1 │         │会議録署名議員の指名               │     ││ 2 │議案第79号    │平成30年度豊見城市一般会計補正予算(第6号)   │即   決││ 3 │報告第23号    │専決処分の報告について              │報   告││ 4 │報告第24号    │専決処分の報告について              │  〃  ││ 5 │         │一般質問                     │     ││  │         │                         │     ││  │         │                         │     ││  │         │                         │     ││  │         │                         │     ││  │         │                         │     ││  │         │                         │     ││  │         │                         │     ││  │         │                         │     ││  │         │                         │     ││  │         │                         │     ││  │         │                         │     ││  │         │                         │     ││  │         │                         │     ││  │         │                         │     ││  │         │                         │     ││  │         │                         │     ││  │         │                         │     ││  │         │                         │     ││  │         │                         │     ││  │         │                         │     ││  │         │                         │     ││  │         │                         │     ││  │         │                         │     │└──┴─────────┴─────────────────────────┴─────┘ 本会議の次第 ○議長(大城吉徳)  ただいまから本日の会議を開きます。     開  議(10時00分) 議事日程の報告であります。本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりでございます。─◇日程第1◇─ ○議長(大城吉徳) △日程第1、会議録署名議員の指名であります。  会議規則第81条の規定により、本日の会議録署名議員赤嶺勝正議員赤嶺吉信議員を指名いたします。─◇日程第2◇─ ○議長(大城吉徳) △日程第2、議案第79号 平成30年度豊見城市一般会計補正予算(第6号)について議題に供します。 提出者より提案理由の説明を求めます。 ◎市長(山川仁)  おはようございます。議案第79号 平成30年度豊見城市一般会計補正予算(第6号)につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ363万7,000円を追加し、予算総額を260億2,882万2,000円にするとともに、債務負担行為の補正を行う提案となっております。 なお、詳しい内容等につきましては、総務企画部長に説明をさせますので、ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ◎総務企画部長(内原英洋)  おはようございます。議案第79号 平成30年度豊見城市一般会計補正予算(第6号)について説明いたします。 4ページの第2表 債務負担行為補正をお願いします。まず最初に、平成30年市町村(審)第1号審査請求事案弁護業務実費費用及び報酬額があります。これにつきましては、本市が職員に対して行った分限処分について、当該職員から沖縄県人事委員会に対し審査請求がされたことから、これに適切に対応する必要があることから弁護士へ業務を委託するものであります。 次に、平成30年(ワ)第762号損害賠償請求事件訴訟実費費用及び報酬額につきましては、本市の児童の自死に係る損害賠償事件について適切に対応する必要があることから、弁護士に業務委託を行う内容となっております。 事項別明細書をお願いします。事項別明細書の4ページをお願いします。歳出になります。2款1項13目人事管理費であります。損害賠償委託料です。訴訟等弁護委託料(追加)となっています。これは着手金として35万3,000円の増額を予定しております。 その下、10款1項2目の教育費の事務局費ですが、これについても委託料ということで訴訟等弁護委託料(追加)であります。これも着手金という内容であります。 前に戻っていただきまして、3ページをお願いします。3ページは歳入になっています。その費用の財源として、財政調整基金から363万7,000円の繰り入れを行って、その財源に充てたいという内容になっております。 ご審議のほどよろしくお願いします。 ○議長(大城吉徳)  本案に対し質疑を許します。 ◆23番(瀬長宏議員)  今の債務負担行為の中で第1号審査請求議案の内容についてどういう裁判になっているのか、詳しく中身を説明していただきたい。 ◎総務企画部長(内原英洋)  処分の具体的な内容としましては、今回の処分につきましては分限行為の処分となっておりまして、職員に対する処分については懲戒処分と分限処分の2種類がございます。懲戒処分は、職員の行った非違行為に対する制裁的な処分となっているため、処分の内容や処分理由について公表をしております。しかし、分限処分におきましては、公務の能率維持や適正運営の観点から、職員の能力や適格性に対して行う処分となるため、その内容に対しては公表していないものでありますので、詳細についてはお答えできませんので、御理解のほどお願いします。 ○議長(大城吉徳)  ほかに質疑はございませんか。    (質疑者なし) 以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第79号 平成30年度豊見城市一般会計補正予算(第6号)については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。これにご異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって議案第79号 平成30年度豊見城市一般会計補正予算(第6号)については、委員会への付託を省略することに決しました。 これより討論に移ります。 はじめに、反対討論の発言を許します。    (反対討論なし) 次に、賛成討論の発言を許します。    (賛成討論なし) 討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。議案第79号 平成30年度豊見城市一般会計補正予算(第6号)については、これを原案のとおり可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。    (賛成者挙手) 挙手多数であります。よって、本案は原案可決と決しました。─◇日程第3◇─ ○議長(大城吉徳) △日程第3、報告第23号 専決処分の報告についてを議題に供します。 提出者より提案理由の説明を求めます。 ◎市長(山川仁)  報告第23号 専決処分の報告につきましては、豊見城中学校屋内運動場建築工事変更契約について、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分しましたので、同条第2項の規定により議会に報告するものであります。 なお、詳しい内容等につきましては、教育部長に説明をさせますので、よろしくお願いいたします。 ◎教育部長(濱里和宣)  おはようございます。報告第23号 専決処分の報告についてご説明したいと思います。 1ページをお願いいたします。専決処分書。平成29年第6回豊見城市議会(定例会)議案第71号をもって議決された「豊見城中学校屋内運動場建築請負契約について」の一部を変更することについて、下記のとおり専決処分する。 1 契約金額を次のように変更する。変更後の契約金額8億5,605万1,200円。議決時の契約金額8億5,320万円。増減額285万1,200円でございます。 続きまして、2ページをお願いいたします。今回の工事設計変更の内容でございますが、仮設工事からその他工事まで工種がございます。その分の金額を精査し、285万1,000円増額の工事内容の変更でございます。具体的には、現場の土質調査を行った結果、平板載荷試験結果が予想よりも支持層が下がっていたため、影響範囲をラップルコンクリートで施工したためでございます。 続きまして、次のページが豊見城中学校屋内運動場建設工事場所でございます。今回、進捗率としまして、豊見城中学校屋内運動場は今現在45.98%でございます。 ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(大城吉徳)  本案に対し質疑を許します。    (質疑者なし) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。 本案は報告案件のため、討論、表決は要しませんので、以上をもって報告第23号 専決処分の報告についてを終了いたします。─◇日程第4◇─ ○議長(大城吉徳) △日程第4、報告第24号 専決処分の報告についてを議題に供します。 提出者より提案理由の説明を求めます。 ◎市長(山川仁)  報告第24号 専決処分の報告につきましては、豊見城中学校普通教室棟建築工事変更契約について、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分しましたので、同条第2項の規定により議会に報告するものであります。 なお、詳しい内容等につきましては、教育部長に説明をさせますので、よろしくお願いいたします。
    ◎教育部長(濱里和宣)  報告第24号 専決処分の報告についてでございます。 同じく、1ページをお開き願います。専決処分書。平成29年第6回豊見城市議会(定例会)議案第70号をもって議決された「豊見城中学校普通教室棟建築工事請負契約について」の一部を変更することについて、下記のとおり専決処分する。 1 契約金額を次のように変更する。変更後の契約金額11億9,267万6,400円。議決時の契約金額11億9,445万8,400円。増減額178万2,000円の減でございます。 続きまして、次の2ページをお願いいたします。主な変更の内容でございますが、土木工事、土工事からその他工事まででございまして、工事の内容の変更ということでございます。その内容の変更は、給食搬入口のプラットホームが当初予定していたものより若干小さくなりまして、その分の数量の減になります。 続きまして3ページの図面のほう、先ほどの屋内運動場、体育館の後ろのほうに普通教室を建築中でございます。豊見城中学校普通教室の進捗率でございますが、現在45.5%の出来高でございます。 以上で説明を終わります。ご審議ほどよろしくお願いいたします。 ○議長(大城吉徳)  本案に対し質疑を許します。    (質疑者なし) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。 本案は報告案件のため、討論、表決は要しませんので、以上をもって報告第24号 専決処分の報告についてを終了いたします。─◇日程第5◇─ ○議長(大城吉徳) △日程第5、一般質問を行います。  通告順により順次質問を許します。──通告番号1(13番)与那覇清雄議員── ○議長(大城吉徳)  はじめに、与那覇清雄議員の質問を許します。 ◆13番(与那覇清雄議員) -登壇- 皆さん、おはようございます。通告に従いまして、一般質問をいたします。 その前に、山川仁第6代新市長、就任まことにおめでとうございます。向こう4年間、6万3,000市民の最高責任者として、市民福祉向上のために全力投球で頑張ってくださることを期待するものであります。また、昨日はKBC学園未来高等学校の宜保翔さんのプロ野球オリックスバッファローズ入団報告を心を込めて歓迎をいたしてくださいまして、まことにありがとうございます。それでは一般質問をいたします。 (1)長嶺城址総合公園について質問をいたします。 本市のレクリエーション施設は、主に西海岸地域に偏りが見られ、人口集中地域である東部地域への公園施設が不足しているため、これまでも何度か質問をしましたが、今度、東部地域への公園整備が具体的に事業化され、地域の皆様の待ち望んでいたことが具体化され非常に喜んでおります。地域の多様な要望に応える豊見城市東部地域、郷土資源の保存、自然や運動が楽しめる憩いの城址公園になると思います。そこで以下についてお伺いいたします。 ①進捗状況、今後の工程と整備方針についてお伺いいたします。 ②パークゴルフ場の整備についてお伺いいたします。 (2)東部地域への区画整理事業導入についてお伺いいたします。 長年続いた宜保土地区画整理事業が平成29年度もって完了していますが、後継事業として東部地域(真玉橋・嘉数・根差部)へ区画整理事業を導入する考えはないかお伺いいたします。 (3)一般財源確保についてお伺いいたします。 山川新豊見城市長へ以下についてお伺いいたします。 ①第三者による行財政改革検討委員会を新設し、無駄をなくし、財源捻出することについてお伺いいたします。 ②外郭団体や指定管理者及び委託業務、補助金のあり方の見直しについて具体的な内容をお伺いいたします。 ③観光税で新たな財源について、具体的な内容をお伺いいたします。 ④ふるさと納税の促進で沖縄ナンバーワンを目指し、新規事業への活用についてお伺いいたします。 ⑤ネーミングライツで財源確保を行うことについて、具体的な内容をお伺いいたします。 (4)子ども改革についてお伺いいたします。 ①習い事(塾、スポーツ等)助成事業で子育て世代の経済的負担軽減についてお伺いいたします。 ②待機児童ゼロに全力で取り組むことについて、内容をお伺いいたします。 ③高校卒業までの医療費の窓口無料化について、内容と実施時期についてお伺いいたします。 ④給食費を段階的に無料化することについて、内容と実施時期をお伺いいたします。 ⑤学童保育料引き下げについて、具体的にお伺いいたします。 ⑥返済の要らない奨学金制度の拡充についてと新市長は公約しておりますが、内容と実施時期をお伺いいたします。 ⑦保育士の処遇改善と人材確保について、内容を具体的にお伺いいたします。 ⑧保育料の無料化について、内容と実施時期を具体的にお伺いいたします。 (5)豊崎中学校(仮称)建設についてお伺いいたします。 津波避難施設機能を有した豊崎中学校(仮称)の早期建設については「伊良波中学校が過大規模校にならなければ補助金が出ない」との答弁がありました。しかし、山川 仁新市長は早期建設すると公約に掲げていますが、建設時期についてお伺いいたします。 (6)複合施設についてお伺いいたします。 社会福祉センター、中央公民館は複合施設として移転を検討するとしておりますが、実施時期及び建設場所についてお伺いいたします。 (7)観光拠点についてお伺いいたします。 市民や観光客が賑わい憩える交流拠点及び国内外観光客受入体制整備について、ご見解をお伺いいたします。 以上であります。答弁のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(大城吉徳)  当局の答弁を許します。 ◎公園緑地課長(金城司)  おはようございます。それでは与那覇清雄議員ご質問の(1)長嶺城址総合公園についての①②にお答えいたします。 ①について、平成30年度から国庫補助事業である社会資本整備総合交付金を活用して事業を開始しており、今年度の事業としては、今後の公園の実施設計並びに整備に必要な環境調査と現地測量などの調査測量委託業務を発注し、平成30年7月3日から平成31年2月28日までの業務期間にて実施しております。 内容としましては、公園設計区域内の現地踏査を行い、拝所やお墓等の位置や数、貴重な自然植物や哺乳類、鳥類、爬虫類、昆虫類といった動物等が生息しているかなどの環境調査を行い、長嶺グスク及びその周辺一帯の郷土資源の保全及び活用検討を行っています。今後の事業については、平成39年までの10年間の事業期間において整備を進めてまいりますが、現在、総事業費が概算で約59億円となっていることから、市内部において調整した結果、事業規模並びに予算の縮減に向けた見直しを進めることとなり、平成31年度は基本設計の見直しに向けた委託業務、地積測量図作成業務不動産鑑定評価業務物件補償算定業務を行う予定であります。平成32年度以降に実施設計、用地、補償交渉を進め、用地が取得できた箇所から随時、公園施設整備を行ってまいります。 次に②について、パークゴルフ場の整備計画については、観光客誘致を視野に入れ、県内の市町村レベルから県外参加者の誘致までを含めた多様な大会を開催できる施設として検討しており、公益社団法人日本パークゴルフ協会による公認コースの取得を目指して、計画地の特徴である斜面地地形を活用したコースと平坦地形を活用したコースの2種類、54コースを整備する計画となっております。しかし、総事業費が約59億円と高額であることから、平成31年度の業務において、パークゴルフ場の整備計画も見直しすることになると考えておりますが、地域の皆様方からは楽しみにしている声や、早期整備の要望等もあることから、白紙という考えではなく、規模の縮減等にて検討を進めてまいります。 次に、(3)一般財源確保についての⑤にお答えいたします。平成26年度と平成28年度に、豊見城市民体育館へのネーミングライツ・スポンサー企業募集の記事を市のホームページや広報とみぐすくに掲載しております。また、平成28年度には、沖縄タイムス社及び琉球新報社の新聞に記事を掲載しスポンサー企業の募集を行いましたが、企業からの応募はありませんでした。現在も市のホームページに記事を掲載し、継続して対応しておりますが、スポンサー企業の決定には至っておりません。今後も市のホームページ等に掲載しながら、関係部署とも連携し、ネーミングライツ・スポンサー企業の決定に向け取り組んでまいりますが、まずは市民体育館を魅力のある施設へと変えなければなりません。指定管理者は維持管理のみをするための委託ではなく、プラスアルファ、魅力向上事業としなければなりません。これだけの利便性と広告宣伝効果も最高な場所ですが、今は企業が協賛するほどの魅力がありません。周辺の公共施設の付加価値をどのように加えていくかで魅力ある企業が参入し、ネーミングライツで新たな財源も獲得できると確信しております。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。     休  憩(10時26分)     再  開(10時26分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎公園緑地課長(金城司) -訂正- すみません、先ほど長嶺城址総合公園の答弁の中で公園設計と説明した箇所がありましたが、そこは公園計画でございますので、訂正をお願いしたいと思います。 ○議長(大城吉徳) -許可- ただいまの訂正は、議長にて許可いたします。 ◎都市計画部長(赤嶺隆志)  おはようございます。(2)についてお答えいたします。 現在、本市で進行中の区画整理事業としまして、公共団体施行として本市が施工しているものが2地区、それから組合や個人による民間施工が2地区ございます。まず、市が施行者となっております市施工の宜保地区につきましては、今年の2月に換地処分を行ったところでございますが、清算金の徴収事務の完了を平成35年度と見込んでいるところでございます。同じく市施工の中心市街地地区につきましては、来年度に工事を完了し、平成32年度に換地処分、その後の清算金事務ということで、あと数年は時間を要するものと見込んでいるところでございます。 次に、民間施工の区画整理事業につきましては、与根西部地区で2事業が進んでおりますが、平成33年度完了の予定となっております。また、施工中の事業とは別に、県道東風平豊見城線沿線や、名嘉地インターチェンジ周辺において、新たなまちづくりについて調査検討を進めているところでございます。議員ご質問の東部地域において、例えば幹線道路沿いなど利便性の高い地域で土地利用の転換を進めていきたいとか、そういう相談がございましたら、市としましても一緒に検討していきたいと考えております。ただ、まちづくりについてはその地域の現状や課題、社会情勢や上位計画等、さまざまな点を考慮して進めていく必要があるものと考えております。今申し上げましたように、現在本市では複数の地区で区画整理事業やまちづくりが進行中でございますので、市の財政状況や執行体制を勘案しますと、少なくともこれらの地区の進捗状況を見ながら検討をする必要があるものと考えております。 ◎総務企画部長(内原英洋)  与那覇清雄議員ご質問の(3)の①から④と(7)についてお答えします。 (3)①についてですが、本市では行政改革の推進に関し、必要な事項を調査・審議することを目的に、外部委員で構成される「豊見城市行政改革推進審議会」を設置しております。同審議会の役割としましては、これまで行政改革アクションプラン策定時に審議が中止になりましたが、今年度からは新たな取り組みとして、事業評価に対する審議も行っていただいております。今年度の事業評価の流れとしましては、事業担当課における一次評価、庁議メンバーで構成される「豊見城市行政改革推進本部」における二次評価について審議会へ諮問を行い、審議会において適切な評価がなされているか審議するとともに、各事業に対する意見を付していただいております。この結果は、次年度の予算編成へ反映される仕組みとなっております。 議員、ご質問がありますように、「第三者による行財政改革検討委員会の新設」につきましては、無駄を省き新たな財源を掘り起こす仕組みづくりという意味では、現在の行政改革推進会議と役割は重なる部分はありますが、その構成メンバーや進め方、より効果的に新たな財源を確保していくという方法を検討していく必要がありますので、他の自治体の事例等も参考にしながら調査研究を早急に進めていきたいと考えております。 次に、②についてお答えします。外郭団体や指定管理者及び委託業務、補助金のあり方の見直しに係る具体的な内容でございますが、外郭団体の運営費や指定管理の維持管理費に必要とされる財源の一部は、市からの補助金や委託金として支出されております。そこでその使途については、最小の経費で最大の効果があらわれる工夫がなされているのかの視点や、自主的な事業展開を図り、新たな財源を生み出す努力がなされているかを精査するとともに、必要に応じて監査を行うことで新たな財源の掘り起こしにつなげてまいりたいと考えています。 委託業務につきましては、効率性の観点から真に必要な委託業務なのかを見きわめることで、関連した複数の委託業務をまとめることで、スケールメリットを生かした包括委託業務を積極的に推進し、財源の確保につなげてまいりたいと考えております。 次に、③についてお答えします。観光税で新たな財源づくりについてでありますが、本市では瀬長島や豊崎の観光施設開発により年々観光客数が増加し、昨年度、瀬長島の来島者が約288万人となり、首里城公園地区に匹敵するほどになっております。今後、豊崎観光関連用地に大型ホテルや大型商業施設、水族館などが2020年度以降に順次開業予定で、今後も観光客数が増加すると思われます。それに伴い、多様化するニーズへの対応やハード・ソフト両面における受け入れ態勢の強化など、多くの課題が山積しております。 沖縄県におきましては、今年度、「観光目的税制度の導入施行に関する検討委員会」を設置し議論を進めており、課税客体は宿泊行為、いわゆるホテル税、宿泊税ということが定まっております。そして、この時期に関しましては、遅くても2021年度までに定めたいとのことであります。また、使途につきましては、持続可能な観光地づくりや観光客の利便性及び満足度の向上などに活用するもので、基本的な考えがまとめられております。本市におきましても、課題解決に向けた施策を実施するため安定的・継続的な財源が必要でありますので、今後、観光振興を目的とした新税の導入について、県や他市町村の動向を踏まえながら検討していきたいと考えております。 次に、④についてお答えします。ふるさと納税の促進で沖縄ナンバーワンを目指し、新規事業への活用につきましては、ふるさと納税をしていただいた方へ感謝の気持ちを込めてお届けする返礼品、農業や漁業、第6次産業など市内の地域資源を最大限に活用し、魅力ある商品ラインナップの充実を図ることで財源を確保するとともに、地域経済の活性化につなげていきたいと考えております。 次に、(7)についてお答えします。本市の観光拠点となっている瀬長島は、平成24年度に策定した「瀬長島観光拠点整備計画」に基づき整備され、かつ民間の活力を利用し、本市を代表する観光地へと成長しました。昨年度、行われた「瀬長島観光拠点整備目標達成度調査」においては、先ほども答弁しましたが、瀬長島を訪れた観光客は約288万人おり、首里城にも匹敵する入域客数となっております。 一方、発展著しい豊崎地区においては、「沖縄アウトレットモール・あしびなー」や「道の駅豊崎」、「豊見城市観光プラザてぃぐま館」を軸に、順調に観光客数は伸びており、特に、年間を通してさまざまなイベントが開催される「豊崎美らSUNビーチ」は、県内でも人気が高まっており、昨年度、ビーチを訪れた客は延べ68万人に上ります。また、先日発表された旅行サイト「トリップアドバイザー」によると、旅好きが選ぶ道の駅ランキング2018において、「道の駅豊崎」が見事10位入賞という高い評価をいただいております。さらに、豊崎地区は2020年より順次大型商業施設やリゾートホテル、水族館などの開業が決定されており、今後もさらに観光客の伸びが期待されております。そのほか「旧海軍指令部壕」や「漫湖・水鳥湿地センター」、昨年3月にオープンした「沖縄空手会館」や、2022年3月にオープン予定の「工芸の杜」など、市全域において観光面での期待が高まっております。 一方、観光客受け入れ態勢の整備、特にインバウンド対策が急務となっておりますが、本市はこれまで一括交付金を活用し、「豊見城市観光資源医療資源活用事業」や「観光力向上事業」等を実施し、観光人材の育成に取り組んでまいりました。今後も観光施設等の誘致を進めるとともに、豊見城市観光協会等との連携を図りながら、豊見城市内に長期滞在するような観光コース等の設置を検討し、本市の観光振興に努めてまいりたいと考えております。 ◎教育部長(濱里和宣)  与那覇清雄議員の(3)の⑤についてお答えいたします。 県内においての公共のスポーツ施設を有効に活用することにより、新たな歳入の確保と施設のサービスの維持向上を目的として、ネーミングライツを導入する自治体も増えてきている状況にあるようです。ネーミングライツを行う上で企業側からのメリットとなる宣伝効果など、どこまで図れるかが重要となってくると考えております。今年度、陸上競技場の全天候型への改修や、瀬長島野球場周辺のインフラ等の整備といった取り組みにより、施設としての価値が上がってきている状況にあると思われますが、ネーミングライツに見合うだけの宣伝効果があるかどうか、企業などの情報を収集し、可能性について調査研究を行っていきたいと考えております。 続きまして(4)①について、習い事(塾、スポーツなど)の助成事業につきましては、県外においては千葉県南房総市や大阪市といった都市において、学校外教育サービスの利用助成事業、塾代助成事業といった取り組みが行われているようです。本市においての取り組みにつきましては、今後、前述した都市の取り組みなどを参考にしながら、制度設計や事務局体制の構築、財源といったことについて調査研究を行っていきたいと考えております。 続きまして、(4)④についてでございます。議員ご質問に係る学校給食費の段階的無料化についてお答えする前に、現在の学校給食の状況についてご説明いたします。学校給食費は、全額食材費のみに充てられており、その他の給食センターの運営費については公費で負担をしている状況でございます。食材費につきましても、この10年間で米飯で16%、牛乳で17%、その他物資で12%の価格上昇があり、学校給食に必要な栄養確保の観点から平成21年度から据え置かれている学校給食費につきまして、小学校月額400円、中学校月額500円の値上げ改定を含む段階的な値上げを検討しなければならない状況となっております。さらには現在、県の子どもの貧困対策推進基金を活用して就学援助制度を拡充し、対象世帯に対し学校給食費、年額の全額補助を行っているところでありますが、当該基金残を見ながら、その拡充措置を見直す必要が生じてきているところであります。特に、保護者負担の軽減に係る財源の確保であります。仮に平成31年度、全額無料化するとした場合、必要な額は「要保護、準要保護拡充対象者を含む」を除いて、3億1,399万5,000円となっております。 議員ご質問の学校給食費の段階的無料化につきましては、これら学校給食の状況を踏まえつつ進めていくことが必要になってくるとともに、県の支援策などの調整や第三者による行財政改革推進委員会などの立ち上げによる新たな財源などの確保の必要があることから、現時点ではお示しすることは難しいところでありますが、今後、本市の財政状況などを考慮しつつ、どのように保護者負担軽減につなげることができるのかを、検討を進めてまいります。 続きまして、(4)の⑥についてお答えいたします。本市におきましては、平成30年2月に豊見城市育英会規則の改定を行い、返済の要らない奨学金制度として給付奨学金制度を設けております。対象者の資格要件の一つとして、家計支持者が生活保護を受けている者としておりますので、要件に該当する者は制度の利用が可能となっております。給付型につきましては、入学金など費用がかかる入学初年度、年額60万円以内。2年目以降につきましては、年額30万円以内となっております。現在、平成31年度進学予定者などを対象に、募集受け付けを行っております。ご質問の給付奨学金の拡充につきましては、他の奨学金制度及び財源の状況を勘案しつつ、その額、人数などについて検討を進めてまいります。 続きまして、(5)豊崎中学校(仮称)建設についてでございます。これまで平成27年8月ごろの沖縄県教育庁との調整では、「過大規模校の解消が優先であり、過大規模校に達しないのに分離新設を行うには、それ相応の理由が必要。」とされており、これまでに分離新設した伊良波小学校、伊良波中学校、とよみ小学校、豊崎小学校、ゆたか小学校などについても過大規模校となってから補助採択された経緯もあり、補助の採択に当たっては過大規模に達する推計結果が必要との認識でありました。しかし、今年10月に再度、沖縄県教育庁を通して文部科学省に確認していただいたところ、「分離新設の補助要件として母体校が過大規模校である必要はない。」との回答をいただいておりますので、今後はどのようにすれば補助採択ができるのか、沖縄県と調整しながら補助採択に向けて取り組んでまいりたいと考えております。 整備の具体的な内容につきましては、豊崎地域が低地帯に位置することから、津波避難機能を有した中学校の建設について検討していきたいと考えております。建設時期につきましては、今後、補助採択に向けた調整を行いながら検討することとなりますので、ご理解のほどよろしくお願いしたいと思います。 続きまして、(6)複合施設について。市立中央公民館につきましては、社会教育施設整備費国庫補助金を導入して約7億3,881万9,000円の整備費用を投じ、昭和57年に完成し、築36年が経過する中において市民などからの利用ニーズが高いことから、これまで当面、現施設の定期的な点検などを通して修繕対策を進めながら長寿命化を図っていきたいとの方針でございます。 議員ご質問の複合施設としての機能を持たせた施設に向けての改築につきましては、今後、関係機関や関係部署との協議調整を行いながら、可能性について調査研究を進めていきたいと考えております。 ◎福祉健康部長(當銘健)  与那覇清雄議員ご質問の(4)の②③⑤⑦⑧に、順次お答えいたします。 まず、②待機児童ゼロへの取り組みについてお答えいたします。待機児童数が一番多く存在した平成25年の124名から平成26年60名、平成27年41名、平成28年42名、平成29年36名、そして今年度は69名となり、確実な減少とは言えない状況ですが、これまで施設整備を進め、平成25年度定員数1,638名から平成31年度は3,104名へと、約2倍近くまで受け皿の整備を進めてまいりました。しかし、女性の社会進出など保育ニーズの高まりも強く、引き続き、待機児童の解消に対する取り組みを継続する必要はありますが、施設整備はしたものの保育士確保ができず、定員割れが生じている現象もあり、単純に施設増設だけが解消策ではないという状況も見えております。 さらにもう一方では、大きな社会問題となっている人口減少、つまり少子化の影響により、本市の出生数も減少していくことが予想されることも踏まえる必要があります。これらのことから施設の増設と保育士確保、そしてそのニーズの動向等、それらを多角的に捉えながら諸施策を進めていく必要があるものであります。引き続き、待機児童ゼロに向けて努力してまいります。 次に、③についてお答えいたします。ご質問の高校卒業までの医療費の窓口無料化について、内容と実施時期についてですが、内容につきましては沖縄県の要綱改正等に足並みをそろえつつ、現行のこども医療費と同様、自己負担金1,000円の徴収はせずに、窓口無料化現物給付制度を実施する方向で検討していきたいと考えております。 実施時期につきましては、今後、沖縄県の要綱改正や国民健康保険のペナルティー、市財政状況などを踏まえ、検討していきたいと考えております。 次に、⑤についてお答えいたします。ご質問の学童保育料引き下げにつきましては、平成28年度に沖縄県子ども貧困対策推進交付金の利用が開始となる前に、同交付金の事業メニューである放課後児童クラブの利用料負担軽減を図る事業を含めた交付金の利用方法について市において協議し、当該事業への利用を見送った経緯がございます。協議において、市民の就学援助に対する拡充要望が多いことや、児童クラブ利用料補助については、その対象者は就学援助の対象者ともなり、就学援助と重複した事業を受けることができ、他市民との均衡を失することが考えられたため、児童クラブ利用料補助に利用するよりも就学援助の拡充を行ったほうが貧困対策として適切であるなどの理由で、本市では就学援助にて交付金を利用し、児童クラブ利用料補助への交付金利用を見送るという決定となりました。今後は財政状況を勘案しつつ、関係課と調整を行い、沖縄県子どもの貧困対策推進交付金の放課後児童クラブの利用料負担軽減を図る事業等の活用も視野に入れながら検討を行い、財源の確保に努めていきたいと考えております。財源が確保できましたら、生活保護世帯やひとり親世帯が児童クラブを利用する際の保育料の補助を行うなど、利用者の負担軽減について多角的に検討を行い、子育てしやすいまちづくりを目指していきたいと考えております。 次に、⑦についてお答えいたします。保育士の処遇改善につきましては、保育士正規雇用化促進事業、保育士年休取得等支援事業、保育補助者雇上支援事業により認可保育等を支援し、保育士の働きやすい環境の整備に努めております。保育士正規雇用化促進事業は、保育士の正規雇用化に伴う人件費補助でございまして、正規雇用化による保育士の給与引き上げ等継続的就業の支援につながっているものと考えております。また、保育士年休取得等支援事業につきましては、年休代替保育士の人件費補助を行うことにより、保育士の年休取得を促進し、労働環境の改善に寄与していくものと考えております。最後に、保育補助者雇上支援事業につきましては、定数保育士の補助を行う保育補助者を配置することにより、保育士の業務負担を軽減し、離職防止に努めております。 保育士の処遇改善につきましては、国の給付費に処遇改善加算が盛り込まれるなど、賃金等については適宜改善が図られてきておりますが、一方で労働環境についても改善が必要であることから、申し上げたような事業を実施しております。事実、沖縄県がまとめた保育士の離職理由アンケートにおいても、業務負担や休みが取れないなどの労働環境が離職理由の30%を占め、一位となっております。 続きまして、保育士人材確保につきましては、保育士宿舎借り上げ支援事業、保育士試験受験者支援事業を実施しているほか、豊見城市独自の保育士合同就職説明会の開催、保育所入所審査における保育士世帯の優先入所などによる就職・復職支援を行っております。なお、公立のこども園や保育所においても、人材確保等が極めて困難な状況であり、教育保育のサービスの提供にも大きく影響することから、こども園移行に伴う保育教職員の集約化を図り、大改編の過渡期に対応してまいりたいと考えております。 次に、⑧についてお答えいたします。政府が進める消費税増税に伴い幼児教育無償化となるため、来年10月を想定しております。また、その内容につきましては、認可保育園、認定こども園の3歳以上の全児童3歳未満の非課税世帯が対象となることが想定されております。加えて、私立幼稚園においては、これまでの就園奨励費補助事業において、保育料減免補助を引き続き行うほか、認可保育園等に入園できないなど、保育の必要性があると認定された認可外保育施設利用者保育料につきましても、一定以上を上限として3歳以上の児童を無償化、3歳未満の非課税世帯が無償化となることが想定されております。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。     休  憩(10時54分)     再  開(11時05分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。──通告番号2(15番)仲田政美議員── ○議長(大城吉徳)  次に、仲田政美議員の質問を許します。 ◆15番(仲田政美議員) -登壇- おはようございます。山川市長、初当選まことにおめでとうございます。山川市長におかれましては、初定例会でございます。子育て政策を初めとして、市民の福祉向上に頑張っていただけることをご期待申し上げまして、一般質問に入らせていただきます。 それでは通告に従いまして、一般質問を行います。 (1)宜保ふるじま公園の整備について。 豊見城中学校改築事業に伴い、運動場の代替施設として、「宜保ふるじま公園」が使用されています。当該施設は、「地表から石が露出していたり、至るところに小石がちらばり、さらには施設の地面全体にでこぼこや段差が目立ち、生徒たちが運動場として使用するには危険この上ない」と整地整備を求める声があります。当該施設の適切な整備を施すことについて、当局の見解をお伺いいたします。 (2)モノレールの延伸について。 これまで首里駅を終点としていたモノレールは、現在、浦添市への延伸工事が急ピッチで進められています。本市は、空の玄関としての那覇空港に隣接する都市として成長発展が著しい地域と言えます。本島南部地域の活性化及びその交通の起点としての市民、県民の足として、また今後の観光客誘致のためにも、モノレールを豊見城市から糸満市への南部延伸を求めたいが、関係機関へ要請する考えはないか、見解をお伺いします。 (3)高齢者肺炎球菌ワクチンについて。 肺炎は今や、日本人の死因の第3位を占める重大疾患の一つとなっています。この現状を踏まえ、国は65歳以上の国民全員のワクチン接種を目指し、平成26年度から5年間経過措置期間として65歳以上の全員に定期接種対象者となる機会を設けました。今年度は、経過措置の最終年度であり、平成31年度以降は対象者が65歳を迎える人のみとなります。そこで次の点についてお伺いします。 ①今年度接種対象者となる65歳、70歳、75歳と、5歳刻みでの100歳までの人数をお伺いいたします。 ②それぞれの接種率についてお伺いします。 ③現時点において未接種者へ接種を促す再通知や広報等での周知を図れないか、見解をお伺いします。 (4)子育て世代包括支援センターの設置について。 平成29年12月議会において一般質問させていただいた項目の答弁として、「本市の妊娠期から、子育て期にわたる切れ目のない支援体制の仕組みをモデル市を参考にして構築してまいります。」とありましたが、その後の進捗状況をお伺いします。 (5)安心・安全なまちづくりについて。 ①通学路安全対策について。 (ア)豊崎幼稚園前道路は、現在ポールが設置されていますが、その周辺では子どもたちが道路縁石に上り遊ぶ姿が見られ、今のままだと勢いで道路に飛び出すことも考えられます。子どもたちの飛び出し防止のためにガードレールやガードパイプ等を設置する考えはないか見解をお伺いします。 (イ)饒波シーサー前バス停より、長嶺小学校への通学路の安全対策として、平成27年3月議会にも一般質問させていただきましたが、ガードレールの設置を行う考えはないか、見解をお伺いします。 (ウ)同箇所の歩行者安全対策として、白線やグリーンベルト等を設置する考えはないか、見解をお伺いします。 ②豊見城南高校前から保栄茂方面へ向かう途中に、翁長自治会へ入る道路があります。当該道路は急傾斜の上に、高い塀に沿っているため、右折するときは車や歩行者の確認が難しく危険であるとの声が寄せられています。安全対策としてカーブミラーの設置を求める声があります。見解をお伺いします。 ③与根製塩所前附近の道路ですが、以前にも安全対策について一般質問をさせていただきました。その後、路面標示などを施して改善が図られましたが、いまだ、交通事故が絶えません。さらなる安全確保に路面標示の強化及びその他の工夫改善を求める声がありますが、見解をお伺いします。 ○議長(大城吉徳)  当局の答弁を許します。 ◎教育部長(濱里和宣)  仲田政美議員の宜保ふるじま公園についてお答えしたいと思います。 宜保ふるじま公園の状況については以前から把握をしており、今年の7月にも地表面の凹凸が目立っていたため、赤土と砂を混合した改良土を敷きならしするなどの補修工事を行っております。しかし、今年10月に襲来した台風24号、台風25号の影響で地表面の土が流され、地中の石が露出し凹凸も目立っていたため、去る12月8日に再度、補修工事を行っております。今後も定期的に現場状況を確認し、必要に応じて対策を行い、学校側とも連携し、安心して使用してもらえるよう管理をしていきたいと考えております。 ◎都市計画課参事(具志堅清一)  おはようございます。仲田政美議員の(2)についてお答えいたします。 本市の公共交通に関する取り組みでございますが、平成28年度に、豊見城市における将来の望ましい公共交通の姿として、LRT、モノレール等の軌道系公共交通システムに関して、那覇市から市の中心部を通り糸満市に至るルートでの導入可能性について検討を行いました。また、平成29年度には、沖縄県で進めております鉄軌道計画に対して、名護から糸満市間を骨格軸とすべきとして糸満市と連携して要請を行いましたが、残念ながら現時点では、名護と那覇が起終点となっております。 ご質問のモノレールについてでございますが、平成28年度の検討以降の担当部署において、関係者のヒアリングや情報収集を行いながら、現在、整備等に要する費用や導入効果について調査研究を行っております。モノレールの導入については、市としても応分の費用負担が生じることとなりますので、まずは庁内においてしっかり議論をする必要があると考えております。関係機関への要請を行うとなった場合には、モノレール導入に関する市民の機運を高め、市内関係団体、さらには近隣市町村との連携をとりながら、官民一体となって取り組む必要があると考えております。 ◎福祉健康部長(當銘健)  仲田政美議員の(3)①から③について、順次お答えいたします。 ①につきまして、平成30年度の定期接種の対象者は総数で2,231名で、内訳は65歳752名、70歳669名、75歳444名、80歳174名、85歳109名、90歳61名、95歳10名、100歳12名であります。 ②の接種率につきましては、平成30年度は9月末時点で20.7%であります。それぞれの接種率につきましては、65歳が15.8%、70歳が23.6%、75歳が29.7%、80歳が8.6%、85歳が23.9%、90歳が18.0%、95歳が0%、100歳が8.3%でございます。 ③の再通知につきましては、これまでも実施しておりますが、毎年2月ごろ、未接種者へ再通知の発送を行っており、あわせて広報紙にも掲載を予定しております。 次に、(4)子育て世代包括支援センターの設置についてお答えいたします。国の目指す平成32年度の全国展開に向けて組織体制、人員体制について検討を進めております。平成31年度を開設準備の年として、子育て世代が利用しやすい相談窓口体制や、庁内の子育てにかかわる横断的ネットワークの構築など、設置検討会議を開催するなどとして検討を進め、平成32年度、開設をしたいと考えております。 ◎道路課長(城間保光)  仲田政美議員ご質問の(5)①②③について、順次お答えいたします。 ①(ア)についてお答えいたします。議員ご指摘の道路につきましては、市の管理する市道257号線となっており、豊崎と内陸部を結ぶ重要な路線と認識しております。当該路線の歩道の標準幅員が5メートルと広く設けられているものの、横断防止柵等は設置されていない状況でございます。ご指摘のガードパイプ等の設置につきましては、これまでに下校時に歩道から道路への飛び出しの報告も受けており、現在カラーコーンで注意喚起を行っております。今後は学校や公安委員会等の関係機関の意見も踏まえながら、安全柵等の設置について検討していきたいと考えております。 (イ)(ウ)につきましては関連しますので、まとめて答弁いたします。 ご指摘の路線につきましては、市の管理する市道32号線となっております。ご質問の当該箇所の安全対策につきましては、平成27年度にガードレールの設置及び歩行者の安全対策のためのグリーンベルトの設置、舗装の全面打ちかえなどを含めた設計委託業務を発注し完了しておりますが、工事については多額の費用がかかること、また優先順位の観点から工事発注には至っておりません。今後は当路線において早急に必要な箇所を選定し、予算に応じた分割発注を検討してまいりたいと考えております。 ②についてお答えいたします。ご質問の箇所につきましては、翁長集落内へ向かう急な坂道の生活道路と市道19号線とが交わる交差点となっております。現場を確認しましたところ、当該箇所においては既存のカーブミラーが設置されており、安全確認は十分行えるものと考えております。議員ご指摘のとおり、当該箇所の一部において、建物の壁により見通しが悪いように思えますが、車を徐行しながら交差点に進入すれば見通しもよく、特に安全上の問題のない交差点だと考えております。今後は交通管理者であります公安委員会の意見も踏まえながら、安心安全な道路利用ができるよう努めてまいりますので、議員のご理解をお願いいたします。 ③についてお答えいたします。議員ご質問の交差点につきましては、市道8号線と市道65号線とが交わる交差点となっております。当該交差点への路面標示を設置するに至った経緯といたしましては、交差点へ進入する際の優先道路がわかりづらく、交差点内においての事故が絶えないことから、交通管理者であります公安委員会から意見をいただき、協議をしてまいりました。協議した結果、市道65号線には停止線及び止まれ標示、止まれ標識があることから、市道8号線を優先道路としたほうがよいという意見をいただき、平成30年5月に市道65号線から交差点へ進入するという、視覚的に効果がある路面標示を竣工したものでございます。ご指摘の路面標示の強化につきましては、公安委員会等の関係機関とさらなる協議を行い、安心安全な交差点確保に努めたいと考えております。 ◆15番(仲田政美議員) -再質問- 再質問を行いたいと思います。 (1)宜保ふるじま公園についてであります。本日の一般質問を行うに当たって、改めて現場の状況の確認に行かせていただきました。10月8日に補修工事を行ったとのことですが、確かに以前と比べ、地表に露出している石が取られ、至るところに散らばっていた小石も回収されていました。また石を取った後も、地表に土をかぶせて補修されていることも確認しましたが、しかし、昨日の雨で細かい石がまた地表に出ていることも確認しました。地表面のでこぼこはいまだ改修はされていません。このような応急的な処置であることはわかりますが、このままの状態は、生徒が運動するよい環境とはとても思えません。先ほどの答弁で必要に応じて対策を行い、学校側とも連携して管理したいとありましたが、これまで学校側からの当該施設への改善の要望はありましたでしょうか。 ◎教育部長(濱里和宣)  お答えいたします。 抜本的な改修等の要望はなくて、今やっているような修繕をしながら、でこぼこがなるべくできないように補修をしてくれということはございました。 ◆15番(仲田政美議員) -再質問- その要望に対して、補修工事で学校側がよいという見解が出されていますでしょうか。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。     休  憩(11時25分)     再  開(11時25分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎教育部長(濱里和宣)  お答えいたします。 抜本的な要望はなくて、補修の要望はその都度ありました。 ◆15番(仲田政美議員) -再質問- 実は、宜保ふるじま公園の整備要請を11月26日、石の露出とか、地表から出て、至るところに小石が散らばっている現場を確認いたしまして、公明党会派として豊見城市と教育長に現場の写真を添えて要請をいたしております。その要請後、今回の応急処置がとられたものと、それは認識しておりますが、しかし、このままでは決していい状態ではありません。女子生徒の声ですが、授業で全力で走ったりすることができない。あと、石ころや段差があって、転んで顔などけがをする心配があります、何度かしっかりと整地をしてほしいと話してくれました。中学生は心身ともに成長著しい時期であります。中学校の体育の授業は、生徒の発達過程において大きな影響を及ぼすことは、私が言うまでもありません。だからこそ、適切な施設の環境整備が必要なのです。今のような応急的な対策だけでなく、抜本的な対策が必要であると私は思います。市長の見解をお伺いいたします。 ◎教育長(照屋堅二)  先ほどもお答えしましたように、現在、学校施設課においては中学校のグラウンドとしての一時使用という許可の範囲内で対応しております。それにつきましては、いずれ宜保ふるじま公園として公園利用者に返還することになります。そういう中で我々が抜本工事をするということについては非常に厳しいものがあると判断しております。あくまでも一時使用であるために、そういう補修でしっかり対応していく方法しか今はないのではないかと考えております。あわせて、この地表面の問題につきましては、抜本的な工事となりますと多額の予算が必要になります。一時使用の許可をもらっている学校施設課が抜本的な工事を行うということについては、対応上の厳しい状況がありますので、ご理解をお願いします。 ◆15番(仲田政美議員) -再質問- おっしゃることも理解はしますが、これを運動場の代替施設として使用されている現実がありまして、これは誰のために、何のためにこの施設の整備を求めているのか。どう認識されていますでしょうか。 ◎教育長(照屋堅二)  当然、グラウンドの使用につきましては授業の一環として対応しておりますので、第一義的には子どもたちの安全対応等については、教育委員会としては取り組む義務があると考えております。先ほども答弁いたしましたが、しかしながら現状の問題としては、一時使用であることを踏まえますと、整地という抜本的な工事に手をつけることはできませんので、砂を投入したり、足りない分を入れたりしながら、何とかあとしばらく対応していきたいと考えております。また、今後の対応につきましては、できるかどうかはまだ具体的には検討はしておりませんが、上田小学校のグラウンドが完成した暁には、もう少しそこのほうに移動できないかどうかとか、利用することができないかどうかの調整を進めながら、子どもたちの授業の対応については取り組んでいきたいと考えております。 ◆15番(仲田政美議員) -再質問- 先ほど生徒のためにという答弁がありましたので少し安心いたしましたが、まさに生徒のために環境整備をと、私は申し上げているのでございます。また、上田小学校のグラウンドがオープンするのは、いつごろの時期を考えていらっしゃいますでしょうか。 ◎教育長(照屋堅二)  上田小学校のグラウンドにつきましては、来年8月完成の予定であります。 ◆15番(仲田政美議員) -再質問- どう考えても、上田小学校のグラウンドが開設してもまた上田小学校の児童生徒も使うわけです。そういう面でどうしても、宜保ふるじま公園を使用するということは、豊見城中学校の全生徒が全部集合するということは考えられないわけです。実際、現在在籍している生徒は新校舎、また新運動場を一度も使用する機会はありません。また、平成33年3月まで生徒たちは我慢や不便を強いられるわけです。体力づくりにもいろいろと問題が出てくるのではないかと懸念しております。生徒の体力向上を図る意味でも、ぜひ代替施設の整備を、抜本的と言わなくても、生徒や保護者からは、今ある芝との段差がありますので、思い切って走ったり、また休憩をするのに支障があると。そして、転んでけがをする心配があるとのことですので、しっかりと段差を解消するような、もう少し強力に整備はできないのでしょうか。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。     休  憩(11時33分)     再  開(11時33分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎教育長(照屋堅二)  教育委員会の基本的な考え方といたしましては、当然、学校の安全安心、そして授業をいかに進めるかという形で物事は検討しておりますけれども、しかし工事の中では、子どもたちへ不便をかけることもあります。そういう工事、現在、体育館が使われているわけですが、全てをそこで吸収して対応することもまた厳しい。一時的にはどうしても不自由をかける部分がある、かけざるを得ない状況もあることをまずご理解いただきたいと思います。その上で安全対策につきましては、当然、我々は一生懸命対応することも考えておりますけれども、先ほども申しましたように、あくまでも学校施設課が対応しているのは、一時的な借用というふうになります。ですから、抜本的な工事については多額な予算が必要になります。恐らく数千万円という金額になると予想しています。そういう対応につきましては、教育委員会としまして、一時借用している立場上、厳しい状況がありますので、この点についてはご理解願いたいと思います。先ほどありました段差解消とか、安全対策につきましては、現場の状況を見ながら砂、赤土の混合土を入れるなどして対応していきたいと考えておりますので、ご理解を願いたいと思います。 ◆15番(仲田政美議員) -再質問- 昨日確認した状況では、まだまだ段差がああって、体育の授業をするには支障があると私は考えます。したがいまして、その段差解消のためにもう一歩、整地を抜本的に望むものでありますが、せめて段差解消のための整備をもう一度していただく考えはないか、お伺いします。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。     休  憩(11時35分)     再  開(11時36分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎教育長(照屋堅二)  先ほどもお答えしましたが、児童の安全につきましては努力をしたいと考えております。しかしながら先ほど申しましたように、一時借用という対応でありますので、段差といいましても3センチ程度だということで確認しておりますので、それは赤土や砂を入れる中で対応は可能ではないかと考えております。そういう意味では、大幅な工事をするということではなくて、補修で対応していきたいと考えております。 ◆15番(仲田政美議員) -再質問- 一時的な借用ということで答弁いただきましたが、その一時的な借用も子どもたちにとってはストレス、あるいは先ほどの女子生徒の声にもありましたように、思い切って体を動かすことによって転倒して、石ころとかで顔をすりむいたりすることも考えられるということでございます。抜本的なということまでは申し上げませんが、今のままでは決してよくない環境でありますので、なるべく段差を解消するため、これはご検討願いたいいと思います。豊見城中学校の運動場が使えないに当たって、生徒の体力向上のために、現在限られたスペースを利用して空手とか、ダンスなどの外部の専門家を招聘して健全育成とか、そういう体力づくりに頑張っていただく考えはないか、見解をお伺いします。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。     休  憩(11時38分)     再  開(11時38分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎教育長(照屋堅二)  学校工事における子どもたちのストレスの解消等については、それもまた一つの取り組みとして必要ではないかということで捉えて、お答えしたいと思います。 いろいろな形で我々のほうも学校側と調整しながら対応は進めていますが、具体的に今言われた内容については、まだ学校側とも調整もしていませんし、聞いておりませんのでお答えできませんが、子どもたちの工事期間中の安全、あるいは子どもたちのスポーツ、体育、運動、体力等の問題については学校側とも調整しながら、できる範囲内で進めていきたいと考えております。また、一つ誤解がないように。体育館は今使える状態で、全部使っておりますので、全てが運動できないという状況ではないこともまたご理解をお願いしたいと思います。 ◆15番(仲田政美議員) -再質問- 生徒の体力向上、またメンタルとか、そういう意味でも、ぜひ検討をお願いしたいと思います。これは要望でございます。 それでは(2)のモノレールの延伸についてでございます。作業、いろいろあると思いますが、庁舎内にモノレール導入に向けての検討会、あるいは勉強会などを立ち上げる考えはないか、見解をお伺いします。 ◎都市計画部長(赤嶺隆志)  お答えいたします。 現在、モノレールについては、担当部署である都市計画課のほうで調査研究を進めているところでございます。仮にモノレールを導入するとなった場合、先ほども答弁いたしましたが、応分の負担というのが必要になるわけでございます。これは応分とはいえ、多額の費用を要するというのは明らかでございますので、今後は財政部署を初めとして、さまざまな視点でもって庁内で勉強会や検討を進めていく考えでございます。 ◆15番(仲田政美議員) -再質問- ぜひ検討会、勉強会など、先進地の調査研究を行って、機運を高めて進めていただきたいと、これはもう時間がないので要望といたします。 次に、(3)高齢者肺炎球菌ワクチンについてでございますが、今、70歳の人数が669名と多いことがわかりました。市単独で行っている75歳以上を70歳に下げることを検討できないかお伺いいたします。 ◎福祉健康部長(當銘健)  お答えいたします。 基本的に定期接種として実施するので、平成31年度からは新規の65歳の方のみが対象となります。75歳以上の未接種の方については、現在、市独自で助成を行っており、次年度以降の継続についてとあわせて年齢を70歳に下げることにつきましては、他市の状況、あるいは財政状況を踏まえた上で検討したいと考えております。 ◆15番(仲田政美議員) -再質問- ワクチン投与によって肺炎の外来医療費や入院医療費の削減にもつながるし、健康寿命の延伸にもつながるので、ぜひ頑張っていただきたいと思います。 ③についてでございますが、再通知を2月ごろにするとありましたが、今年度に終わるのでいろいろな通知を前倒しでできないか、見解をお伺いします。 ◎福祉健康部長(當銘健)  お答えいたします。 今年度で最終年度となることから、広報紙やホームページでの周知を増やしながら、再通知につきましては、どのタイミングが効果的か再検討し、対応したいと考えております。 ◆15番(仲田政美議員) -再質問- 再通知についてでございますが、具体的に発送通知とともに、この機会を逃すことなく、平成31年3月30日までに摂取してください、受けてくださいという、新たな現場での工夫が必要と考えますが、このように例年のような通知ではなくて、一工夫すべきだと思いますが、どのようにお考えでしょうか。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。     休  憩(11時44分)     再  開(11時44分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎福祉健康部長(當銘健)  お答えいたします。 先ほども答弁しましたが、再通知につきましてはどのタイミングが効果的か、その内容につきましても再検討し、対応してまいりたいと考えております。 ◆15番(仲田政美議員) -再質問- 子育て世代包括支援センターについてでございますが、支援体制の構築には、やはりコーディネートする大事な仕事があります。どのような職員が中心となって相談窓口を開設しようとしていますでしょうか。 ◎福祉健康部長(當銘健)  お答えいたします。 子育て世代包括支援センターの役割は、妊娠や出産に係る相談、就学前のお子さんのいる保護者からの育児に関する相談対応である母子保健のコーディネーターとして保健師等を配置し、相談個別支援を行うとともに、子育て支援サービス、福祉サービス等を必要とする方を、各種サービス担当へつないでいくことを考えております。 ◆15番(仲田政美議員) -再質問- もう時間がないですので、進めていきたいと思います。 (5)安心安全なまちづくりについてでございます。①(イ)でございますが、設計業務は完了しているものの工事発注には至っていないという答弁でございました。しかし、このままでは歩行者の安全が守られないと思いますが、安全対策の期間を決めてガードレールの設置、あるいはグリーンベルトを設置を早急に設置する考えはないかお伺いします。 ◎道路課長(城間保光)  お答えいたします。 先ほどお答えいたしましたグリーンベルト、ガードレールの設置につきましては、分割発注等も考えてございます。再度、現場のほうを再確認いたしまして、危険な箇所につきましては次年度以降、早急に対応したいと考えております。 ◆15番(仲田政美議員) -再質問- ②についてでございます。 先ほど既存のカーブミラーで対応できるというような答弁でございましたが、そのときの状況と今は地形が変わっております。建物ができ、塀ができ、そういう環境でございます。そこで生活道として、地域の住民から安全対策のための新たなカーブミラーの設置が必要という要望がありますが、答弁を求めます。 ◎道路課長(城間保光)  お答えいたします。 現場のほうも既存のカーブミラーで安全確認はできるものと考えております。今後は公安委員会の意見も踏まえながら、指導線等ができないかどうかも含めて検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。 ◆15番(仲田政美議員) -再質問- そこは抜け道にもなっておりまして、急な坂道にもなっておりまして、安全対策をという地域の住民からの要望でございます。ぜひ路面標示や、あるいは先ほどから求めているカーブミラーの設置に向けてご検討、ぜひ頑張っていただきたいと要望いたします。──通告番号3(6番)比嘉仁一議員── ○議長(大城吉徳)  次に、比嘉仁一議員の質問を許します。 ◆6番(比嘉仁一議員) -登壇- 皆さん、こんにちは。山川市長、当選おめでとうございます。ご承知のこととは存じますが、前任の宜保市長を初め、過去の市長の方々が各種の研究と研磨を重ねて、今日の豊見城市をつくり上げてきました。市長はこうした先達の弱いところは改善し、すばらしい積極的な点は教訓にし、数々の実績を踏まえながらこれから市民との公約実現のために一層、ご奮闘されることを心よりご期待申し上げます。 さて、山川市長は、今回の市長選挙に当たって、その政策的骨格として真の行政改革を提唱されていますが、ぜひ、その政策実現のために最大の努力を払われていただきたいと思います。この行政改革という政策は、今の豊見城市政にとっては最良の取り組むべき命題だと思っています。この行政改革は、単なる看板的課題ではなく、農業、漁業、教育と福祉、商業と工業、都市形成、観光と文化、公園管理と公共施設の運営等、全ての行政運営の根本に係る命題であると思います。その根本のところへの積極的解明と打開策を付与することで、予算形成等、その思考の本来のあり方が確立されるものと思います。先達の方々も、この豊見城市政をよくするために、前述のとおり、各種の努力を行ってきたものと思いますが、しかしながら、その根本的なところ、すなわち根元の部分への模索と改善が弱かったのではないかと思います。その根元の部分の点を治療することで、豊見城市政に大きな光明がつくられるものと確信しています。何よりも予算の編成と執行のあり方が市民中心型に大きく転換され、市民が行政の公正かつ公平な恩恵が受けられるようになると思っています。以上の諸点を踏まえて、山川市長の積極的公約が、本議会の各議員の方々により解明されることを願いながら、市長にその公約の説明を求めていきたいと思います。 では質問に入ります。 (1)市長の展望する豊見城市の都市像について。 ①市長の描く豊見城市の将来の都市像についてお伺いします。 あとは自席にて質問いたします。 ○議長(大城吉徳)  当局の答弁を許します。 ◎市長(山川仁)  比嘉仁一議員の(1)の①の質問にお答えいたします。 11月8日に就任をいたしましたが、多くの仲間とともに、市政運営に向けた第一歩を踏み出せたことに感慨深いものがあると同時に、短い期間の中で活力ある未来予想図も描かなければいけません。これからの豊見城市が果たすべき役割は、南部の地域の要衝として住みよいまちづくりだけではなく、アジアと沖縄県のかけ橋となれるよう、本市の魅力と特性を最大限に生かし、万国津梁のまちに変貌、躍進をさせ、将来の観光客約1,200万人以上と、また、それに伴って新次元の経済需要を的確に把握し、本市の優位性を官民一体となって迅速丁寧に取り組むことが大事だと思っております。ご承知のとおり、本市は歴史、文化、風土等によって人々を引きつける魅力あるソフトパワーを秘めている中で、その可能性をまだまだ十分に引き出せていないのが実情でありますが、そのポテンシャルを十分に生かし、旺盛な人口増加と市民ニーズにも対応でき、また、玉城県政とも連携し、誇りある豊かな豊見城市を実現するため、市民の心を一つに、誰もが安心をして大いなる夢と希望を持て、安心できる暮らしを実現するため、保守も革新もなく、広範な県民に愛され、力強くぶれない政治家でありました故翁長雄志前知事の意思も受け継ぎながら、イデオロギーよりアイデンティティの精神で取り組んでまいります。市民と一丸となり、ともに手を取り合って、新しい環境づくりを進めていきたいと考えております。 そして、将来の豊見城市の都市像については、市民の皆様にお約束したさまざまな政策がございますが、それを前進させる必要があり、これから真っ直ぐに誠実に市民の声を受けとめ、邁進をしていきたいと思っております。その中でも大事なことが4つ、私の中には基本姿勢としてあります。まず1つ目に、全ての市民が夢と希望にあふれるまちづくり。2つ目に、地域経済の活性化で元気の出るまちづくり。3つ目に、弱い立場の方々のためのまちづくり。4つ目に、平和で誇りある豊かなまちづくり。この4つを基本とし、市民や職員との対話を重視し、真の誠の改革、真剣に誠実に新しく物事を変えていく「真改革」で市政改革に取り組み、「新時代」の玄関口となるよう、玉城デニー県政とも連携を進めてまいりたいと考えておりますので、比嘉仁一議員初め、各議員のご理解とご協力もよろしくお願いをいたします。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。     休  憩(11時57分)     再  開(13時30分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◆6番(比嘉仁一議員) -再質問- ②その都市像へ向けての大筋の手続(道筋)についてお伺いいたします。 ◎市長(山川仁)  比嘉仁一議員の(1)の②にお答えいたします。 豊見城市の今後のまちづくりに向けて、私は選挙期間中、わくわくどきどきをする施策を形とするDreamプロジェクトと題した政策集を掲げて、市民との公約を掲げながら市長に就任しました。今日に至って、これからの公約は、私の目指すべきまちづくりを具体化する施策として、今後展開される各種事務事業に職員の意見やさまざまな工夫等を取り入れながら反映してまいりたいと考えております。政策を推進するに当たっての道筋としては、しっかりと心得ておかなければならないこととして、市議会のご理解とご協力を得なければならないこと。選挙期間中に私は、保守も革新も無党派層も心一つにと常に訴えてまいりましたので、今後とも市議会の皆様方には、市民生活の向上の見地からご協力を要請するとともに、市民の思いが形となるようにしっかりと調整を行ってまいりたいと考えております。そして何よりも、政策を実現するためには、やはり新たな財源が必要になってきますので、そういう意味では、公約にも打ち出した新財源の確保のために、取り組みをできるだけ早く努めてまいりたいと思います。 ◆6番(比嘉仁一議員) -再質問- 次に、(2)市長の市民との公約について。答弁は重複するかもしれませんが、何度答弁しても結構ですので丁寧にお願いいたします。 ①市長の市民との公約の概要についてお伺いいたします。 ◎市長(山川仁)  お答えします。 市長の市民との公約の概要についてですが、私の市政運営における重要施策としては、選挙期間中に市民と交わした公約をそのまま採用しておりますが、すなわち「子どもの笑顔が輝く政策」、そして、「行財政改革を初めとする新財源のための政策」、「スポーツや観光拠点エリアの整備」、「地域産業の振興とにぎわいと機能性の高いまちづくり」、「津波避難機能を有した(仮称)豊崎中学校の早期建設の実現」、さらには、「障がい者や高齢者、LGBTなど、誰もが住みやすい健康福祉の社会づくり」への取り組み。「農林や漁業、畜産業の6次産業化」「土地利用の見直し」、また、「交通渋滞の緩和」、そして、「地域行政懇談会」の実施などで、私の市政運営における重点施策として、今後は取り組んでいく考えであります。 ◆6番(比嘉仁一議員) -再質問- 素早く実行することを願います。 次、②市長の市民との公約の骨格(目玉)である「行政改革」について伺いたい。 ◎市長(山川仁)  お答えいたします。 先ほど述べた重要施策のうち、「子ども改革」については、私の政策の目玉として位置づけておりますが、県内初となります「習い事の助成事業」の創設や高校卒業までの医療費窓口無料化、さらには保育料や学童保育料の無料化や引き下げ、給食費の段階的引き下げをしながら、財政的な検討をした上で無料化などを掲げております。また、ハード面の政策としては、豊崎中学校の早期の建設やスポーツ拠点の整備として、陸上競技場やその周辺に位置する総合公園の再整備や、そして老朽化の進む中央公民館や社会福祉センターを一体型の複合施設としての建設移転を検討しております。これらの政策を実現するためには、先ほども申し上げたとおり、財源が必要となってきます。こうした新たな財源確保のためにも、取り組みの一つとして挙げたのが、ご質問の行財政改革の取り組みでありますが、これの専門家も含め、第三者からなる市民等から幅広く意見を伺い、事業仕訳により財源を確保するため、「行財政改革検討委員会」、仮称ではありますが、そういうものを立ち上げて、今後早期に調査研究に着手し、事業の検証や見直しを図り、そこから新たな財源を生み出すべく取り組んでまいりたいと思っておりますので、ご理解をよろしくお願いいたします。 ◆6番(比嘉仁一議員) -再質問- ③市長がおっしゃっている、その「行政改革」の真の目的についてお伺いいたします。 ◎市長(山川仁)  お答えいたします。 私の掲げる重要施策を実現するためには、先ほどから申し上げているとおりではございますが、まずは新たな財源が必要となってきます。そのために行政改革は、私の政策である新財源の確保を目的とした一つの取り組みであり、これを実践することによって、市政運営における各種政策の実現に反映されることを目的としております。そのために、この真の目的というのは、やはり現状のまま前に進むことがなかなか厳しい財政状況にありますので、ぜひとも今回、選挙期間中に打ち出した政策の新財源の確保。これは第三者委員会のみならず、各議員の方々から質問されている外郭団体、指定管理等の問題、検討のあり方とか、ネーミングライツとか、さまざまな何か新しい財源が生み出せないかというところからスタートしていくものだと思っていますので、ご理解をよろしくお願いいたします。 ◆6番(比嘉仁一議員) -再質問- ④その「行政改革」を通じて、市民の期待する豊見城市との関係についてお伺いいたします。 ◎市長(山川仁)  (2)④にお答えいたします。 私は、去る市長選挙において、市民が求める政策を公約として打ち出したことが多くの支持を得たことに結びついたのではないかと考えております。とりわけ待機児童問題や医療費など、子育てに係る負担軽減問題、さらには子どもたちの未来のための投資とも言える習い事への助成など、子育て世代を多く抱える若い世代層が多い本市においては、選挙期間中から今に至る現在も、これらの政策について「本当にできるのでしょうか」や、また「期待していますよ」などの声も多く寄せられています。政策を実現するためには、先ほど来、多く言っておりますが、財源が必要であります。今後、新たな財源を生み出す施策の一つとして、こうした行政改革に取り組むことで、市民の期待に応えられる市政運営に結びつくものだと考えております。また、これから新しい豊見城市をつくっていくためには真改革、ここは誠実に真剣に物事を変えていく環境をつくっていきたいと思っています。そして、現在まで残された諸課題を解決しなければいけませんが、市民と約束したさまざまな公約を実現するためには、職員や市民との対話も重視しながら、かつ社会情勢の変化も的確につかみ、国や県からのさまざまな支援を、取りこぼすこともなく対処することが求められております。 先ほど冒頭でも申し上げましたが、これから豊見城市が果たすべき役割は、南部地域の要衝としての住みよいまちづくりだけではありません。将来の観光客の約1,200万人と新次元の経済需要を的確に把握し、本市の優位性を官民一体となって迅速丁寧に取り組むことが大事です。ご承知のとおり、本市は歴史、文化、風土等によって人々を引きつける魅力あるソフトパワーを秘めております。その可能性が十分に引き出せておりませんが、しっかりとそのポテンシャルを十分に生かし、旺盛な人口需要と市民ニーズにも対応でき、また今回、新たに知事になりました玉城デニー県政とも連携をし、誇りある豊かな豊見城市を実現するため、市民の心を一つに、誰もが大いなる夢と希望が持て、全ての市民が安心できる新しい環境をつくってまいりたいと考えております。私は市政運営に関して、未来を担う子や孫のためにも政治色も乗り越えて、さまざまな市民の声をしっかりと反映できるよう、夢と希望あふれる豊見城市をつくることができると確信しておりますので、ぜひ比嘉仁一議員初め、各議員のご理解とご協力も賜りますようお願いを申し上げます。 ◆6番(比嘉仁一議員) -再質問- 最後に、豊見城市民が平等に行政の恩恵が受けられるように、健康で豊かな豊見城市ができますように、発展しますようにお願い申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。──通告番号4(5番)大城敬理議員── ○議長(大城吉徳)  次に、大城敬理議員の質問を許します。 ◆5番(大城敬理議員) -登壇- 通告に従いまして、一般質問を行います。 (1)就労支援について。 ①本市における若者の就労支援について、どのような取り組みを行なっているのかお伺いいたします。 残りは自席にて行います。 ○議長(大城吉徳)  当局の答弁を許します。 ◎商工観光課長(高安哲也)  お答えいたします。 若者の就労支援につきましては、沖縄県が委託している沖縄県おしごと応援センターOne×One(ワンバイワン)を紹介しており、同センターでは個別就職相談や企業実習、就労定着を行っております。また、小中学校のころからいろいろなお仕事を疑似体験させ、将来の職業観を育てることが重要であることから、市内の小中学生を対象に30社以上の企業に参加していただき、豊見城市お仕事体験事業(グッジョブ☆とみぐすく わくわくワーク)を開催するなど、就業に対する意識啓発を行っております。 ◆5番(大城敬理議員) -再質問- 本市は市民の平均年齢30代と、比較的若い街であり、20代、30代の方々も多くいる中で、その方々に対して、失業者に対して、本市としての取り組みを現在行っているかお伺いいたします。 ◎商工観光課長(高安哲也)  お答えいたします。 現在、特にそういう就業支援を行ってはいないのですが、うちの課のほうにも問い合わせが現在ない状況でございますし、また商工会のほうから就労支援をやってほしいという要望は特にないという状況でございます。今後、市民や商工会から要望等があれば、ハローワークやおしごと応援センターとの連携を図りながら対応していきたいと考えております。 ◆5番(大城敬理議員) -再質問- ありがとうございます。 ②庁舎内のふるさとハローワークの利用状況を具体的にお伺いいたします。 ◎商工観光課長(高安哲也)  お答えいたします。 市役所庁舎内のふるさとハローワークの利用状況につきましては、平成28年度から平成30年9月までの利用状況で見ますと、平成28年度の相談件数は4,044件、男性が1,341件、女性が2,703件。紹介件数は2,432件、うち男性が862件、女性が1,570件。就職件数は678件、男性197件、女性481件。平成29年度の相談件数は全部で4,840件、うち男性が1,586件、女性が3,254件。紹介件数は2,240件、内訳としまして男性が790件、女性が1,450件。就職件数は643件で、うち男性が188件、女性が455件。平成30年4月から9月までの6カ月で相談件数が2,238件、うち男性747件、女性1,491件。紹介件数は993件で、うち男性が361件、女性が632件。就職件数はトータルで318件、うち男性が99件、女性が219件となっております。 ◆5番(大城敬理議員) -再質問- ありがとうございます。 今、聞いていますと単年で4,000件ぐらいだということです。ふるさとハローワークの状況を見ていく中で混雑しているというのが見受けられていて、平均的な窓口の待ち時間というのは把握しておりますか。 ◎商工観光課長(高安哲也)  お答えいたします。 待ち時間については確認しておりませんので、よろしくお願いします。 ◆5番(大城敬理議員) -再質問- 今後、待ち時間についての調査は可能かどうかお伺いします。 ◎商工観光課長(高安哲也)  お答えいたします。 可能かどうか、ハローワークのほうに確認させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ◆5番(大城敬理議員) -再質問- よろしくお願いします。 それでは、③庁舎移転後のハローワーク設置状況についてお伺いいたします。 ◎商工観光課長(高安哲也)  お答えいたします。 ふるさとハローワークの庁舎移転後の設置につきましては、1階南側フロアへの配置を予定しております。面積につきましては約54平方メートルで、現庁舎の48平方メートルよりも広くなっております。配置的にも出入り口や売店に隣接し、また県道にも面しているなど、利用者にわかりやすい配置となっていることから利便性は向上するものと考えており、庁舎移転後も引き続きふるさとハローワークと連携を図りながら就業支援に努めてまいりたいと考えております。 ◆5番(大城敬理議員) -再質問- 検索用端末を含めて、ハローワークの配置人員について現状より増減するのかお伺いします。 ◎商工観光課長(高安哲也)  お答えいたします。 ふるさとハローワークに確認したところ、現在、求人端末等のパソコンの設置につきましては窓口端末が3台、求人情報提供端末5台、インターネット端末1台の計9台が設置されております。新庁舎に移転後も同じ台数を設置する予定ということで確認しております。 ◆5番(大城敬理議員) -再質問- あと、ハローワークの対応人員について何名なのかをお願いします。
    商工観光課長(高安哲也)  お答えいたします。 すみません、人数については確認しておりません。 ◆5番(大城敬理議員) -再質問- ありがとうございます。 それでは、(2)福祉行政について。 ①特定検診の受診率についてお伺いいたします。 ◎健康推進課長(赤嶺健)  お答えいたします。 特定健診の受診率は、平成27年度が35.9%、平成28年度が37.7%、平成29年度は37.2%でありました。 ◆5番(大城敬理議員) -再質問- 受診率はありがとうございます。 それで、特に再検査ということで二次健診に回った方々の受診率というのを把握しているか、お伺いいたします。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。     休  憩(13時51分)     再  開(13時51分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎健康推進課長(赤嶺健)  お答えいたします。 二次健診の受診率は持っていませんが、積極的支援の対象者が116名となっており、動機づけ支援の対象者が305名となっております。 ◆5番(大城敬理議員) -再質問- 二次健診については持っていないということなのですが、これは調査していないという認識でよろしいでしょうか。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。     休  憩(13時52分)     再  開(13時53分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎健康推進課長(赤嶺健)  お答えいたします。 二次健診の受診率ということで、保健指導の受診率が64.4%でございました。 ◆5番(大城敬理議員) -再質問- 今の64.4%というのは、二次健診の受診率でよろしいのですか。 ◎健康推進課長(赤嶺健)  ただいまの64.4%は、保健指導の実施率でございます。 ◆5番(大城敬理議員) -再質問- 一次健診にかかった方が二次健診に回って、その人数が何名いて、二次健診を受診した件数です。よろしいでしょうか。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。     休  憩(13時55分)     再  開(13時56分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎健康推進課長(赤嶺健)  お答えいたします。 平成29年度の二次健診につきましてですが、有所見者が所見者が48名ございまして、経過観察が26名、要精査が8名、要治療が7名ということでございます。 ◆5番(大城敬理議員) -再質問- ありがとうございます。 パーセンテージで受診率は出せていないのでしょうか。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。     休  憩(13時56分)     再  開(13時58分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎健康推進課長(赤嶺健)  お答えいたします。 二次健診の受診率ということでございましたが、あくまでもこれは特定健診でかかった方の希望者でございまして、何パーセントという数字はございません。 ◆5番(大城敬理議員) -再質問- わかりました。ありがとうございます。 それでは、②健康づくりにおける、本市の取り組み状況をお伺いいたします。 ◎健康推進課長(赤嶺健)  お答えいたします。 本市の取り組みとしましては、子育て・働き盛り世代向けの生活習慣病予防教室や妊産婦及び配偶者向け栄養バランスの講座のほかに、特定健診結果から生活習慣病のリスクに応じて階層化し、保健指導、栄養指導、運動等を実施しております。さらに、肥満と判断された方や血圧高値、血糖高値、脂質異常の方などに糖負荷試験、頸部エコーなどの二次健診を実施し、早期の糖尿病や動脈硬化の発見や医療機関への受診勧奨、生活習慣改善の保健指導を実施しております。 ◆5番(大城敬理議員) -再質問- ありがとうございます。 二次健診を実施してとおっしゃられたのですが、今後しっかりと二次健診にかかった方々についての後追い調査もしていくことが可能かどうか、お伺いいたします。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。     休  憩(14時00分)     再  開(14時01分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎健康推進課長(赤嶺健)  お答えいたします。 二次健診の追跡調査ということでございます。現在も行っておりまして、今後も続けていきます。 ◆5番(大城敬理議員) -再質問- 今後、一次健診のみならず、二次健診についてもしっかりとした対応を取り組んでいただき、健康づくりにおいての取り組みをしっかりとやっていただきますよう要望として、お願いいたします。 それでは、(3)辺野古移設問題について。 ①辺野古移設問題について市長の見解をお伺いいたします。 ◎市長(山川仁)  大城敬理議員の(3)の①にお答えいたします。 辺野古移設問題についての市長の見解ということでしたが、私は戦争体験者ではございませんが、祖父であり、琉球政府立法院議長でもあった、当時自民党を結党した一人でもあった祖父の山川泰邦からの教えで、平和の大切さや、また二度と戦争を起こしてはならないとの思いを未来の人たちに伝えてほしいという、私はその祖父の思いを受け継いでいます。2011年から約7年半務めた市議会議員では、豊見城市での戦跡のパンフレット作成を提案し、それが実現したことも、そのような思いがあったからです。豊見城市では、辺野古新基地建設は問題ない、普天間の固定化につながるなどということではなく、旧海軍司令部壕のある豊見城市でも市民は平和の希求し、また平和の発信地でもなければならないと思っております。基地は全国民が等しく、その負担軽減に努めるべきであり、そのことから辺野古への新基地建設は絶対につくらせない、つくってはならないという考えで人の痛みが分かる人間。それは教育や福祉といった、市政を行う上で大変必要なことだと考えております。そして何よりも、故翁長雄志前知事の意思も受け継いでおりますので、建白書の実現を目指しながら、豊見城市からも行動を進めていきたいと考えております。 ◆5番(大城敬理議員) -再質問- ありがとうございます。 それでは、②県民投票に対する市長の見解、また本市としてどのように取り組んでいくのかお伺いいたします。 ◎総務企画部長(内原英洋)  お答えします。 辺野古米軍基地建設のための埋め立ての賛否を問う県民投票につきましては、その県条例及び施行規則が平成30年10月31日に公布、施行されております。辺野古の移設問題については、条例制定請求代表者による署名収集が行われていた法定署名数を大きく上回る10万979筆の署名があったことからもわかるように、辺野古の米軍基地建設に対する県民の大きな関心が示されており、全国民で考えるテーマであり、その民意を尊重したいと考えております。本市といたしましては、来年2月24日の投開票の実施に向けて、準備作業を進めてまいりたいと考えております。──通告番号5(24番)儀間盛昭議員── ○議長(大城吉徳)  次に、儀間盛昭議員の質問を許します。 ◆24番(儀間盛昭議員) -登壇- 通告に従いまして、一般質問を始めていきます。 山川市長にとっては市民との公約を掲げて、市長の職責を全力で果たすという決意を今日も受けてきました。私も山川市長を支える与党の一人として、しっかりともに汗をかきながら公約実現のために全力で取り組んでいきたいという立場で、本日の一般質問を行いたいと思います。 まず初めに、(1)教育振興について伺います。 山川市長の公約である豊崎地区への中学校建設は、豊崎に移り住んでこられた住民の切実な要求であり、行政が果たさなければならない課題です。豊崎地区住民の思いを受け、私はこの間、中学校建設を急ぐよう求めてきましたが、残念ながらこれまでの市政は、後ずさりするかのような行政対応でした。山川市長には、これまでの分離校建設は難しいとする方針を改め、校区見直しなどあらゆる行政努力で、早期に実現に向けた取り組みをすべきと思いますが、当局の考えを伺います。 次に、(2)産業振興について伺います。 ①住宅リフォーム助成事業は、市民が望み、市内リフォーム業者が期待する取り組みであり、域内経済の活性化につながるとの評価の高い取り組みです。住宅リフォーム助成事業の創設を取り組むべきだと思うがどう考えるか伺います。 ②多くの観光客が訪れる瀬長島に、観光漁業に対応できるマリーナがあれば、地元瀬長、与根の漁民に経済効果が図れる取り組みができると考えますが、調査研究をする考えはないか伺います。 (3)公園管理について伺います。 市民が安全安心して利用できる公園の実現を求め、以下の点について伺います。 ①しおさい公園の東屋は2基が工事中ですが、既存の施設と規模が違うのか、どのような取り組みになっているのか、伺いたいと思います。 ②しおさい公園のコンビネーション遊具の建て替え計画について伺いたいと思います。 あとは自席にて行います。 ○議長(大城吉徳)  当局の答弁を許します。 ◎教育部長(濱里和宣)  儀間盛昭議員ご質問の(1)教育振興についてお答えいたします。 先ほどの与那覇清雄議員への答弁の内容と同じ内容になりますが、これまで平成27年8月ごろの沖縄県教育庁との調整では、「過大規模校の解消が優先であり、過大規模校に達しないのに分離新設を行うには、それ相応の理由が必要。」とされており、これまで分離新設した伊良波小学校、伊良波中学校、とよみ小学校、豊崎小学校、ゆたか小学校などについても過大規模校となってから補助採択された経緯もあり、補助の採択に当たっては過大規模校に達する推計結果が必要との認識でありました。しかし、今年10月に再度、沖縄県教育庁を通して文部科学省に確認していただいたところ、「分離新設の補助要件としては母体校が過大規模校である必要はない。」との回答をいただいておりますので、今後はどのようにすれば補助採択ができるのか、沖縄県と調整をしながら補助採択に向けて取り組んでまいりたいと考えております。 整備の具体的な内容につきましては、豊崎地域が低地帯に位置することから、津波避難機能を有した中学校の建設について検討していきたいと考えております。建設時期につきましては、今後、補助採択に向けた調整を行いながら検討することとなりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。 ◎都市計画部長(赤嶺隆志)  (2)の①についてお答えいたします。 住宅をリフォームする際の支援について、沖縄県においては住宅の質の向上及び住宅投資による県内経済の活性化を図ることを目的として、社会資本整備総合交付金を活用して住宅のリフォーム工事を行う者に、補助をする市町村に対して助成金を交付しているところでございます。本市では、これまで「道路、公園、排水路の維持管理などに係る市民要望が多く、財政状況の厳しい状況において、一般財源をこれら市民生活に直結した生活環境整備に割り当てる」として、住宅リフォーム助成制度の導入を見送ってきた経緯がございます。今回、改めて内部で調整を行ったところ、その制度の導入について前向きに検討をしていきたいと考えております。 ◎経済建設部長(金城道夫)  儀間盛昭議員ご質問の(2)の②、それから(3)の①②について、順次お答えいたします。 (2)の②について、マリーナ整備については沖縄県土木建築部港湾課に問い合わせましたところ、整備に係る補助事業はなく、単独費での整備になるとのことでした。また、沖縄県が管理する宜野湾マリーナ、与那原マリーナの管理運営費について確認しましたところ、多額の繰入金が充当されている状況であると伺っております。 マリーナでの管理運営に関する収益性を高める自主事業の取り組みとして、宜野湾マリーナの事例を調べましたところ、給油施設の運営、船揚場での船舶の揚げ降ろしの代行、レンタル倉庫、駐車場料金の自動精算、自動販売機手数料収入などに取り組んでいるようですが、多額の維持管理費に見合う自主事業には至っていない状況が見受けられます。また、肝心のマリーナの船舶係留に係る施設収容率は海上で93%、陸上の施設収容率は63.3%で、沖縄観光の好調さから見ると、マリーナの収容状況は必ずしも良好とは言えない状況であるようです。本市では、公共施設の整備手法の一つとしてPPP、それからPFIの手法を検討することとしており、地元の意向等、慎重に調査研究してまいりたいと考えております。 次に、(3)公園管理についての①②についてお答えいたします。 ①について、しおさい公園の使用禁止の東屋4基のうち、2基の建て替え工事を平成30年7月に発注しており、平成30年12月をめどに工事を完了する予定となっております。既存の東屋につきましては、面積にして9平方メートルでありましたが、今回改築している東屋につきましては、公園北側においては面積16平方メートルにてテーブル1基とベンチ2基の整備、また中央部のトイレ側におきましては面積50平方メートルでベンチ8基の整備を行っており、公園利用者の状況を考慮し、既存より面積を大きくした東屋の整備を行っております。また、残りの東屋2基につきましては、平成31年度の沖縄振興公共投資交付金の予算を活用し、建て替え工事を実施する予定であります。 次に②について、しおさい公園の使用禁止となっているコンビネーション遊具につきましても東屋と同様、平成31年度の沖縄振興公共投資交付金の予算を活用し、建て替え工事を実施する予定であります。 ◆24番(儀間盛昭議員) -再質問- それでは再質問をしたいと思います。 教育振興について、私は豊崎小学校の建設の取り組みの際にも、地域の防災避難ビル機能をあわせ持つ学校施設となるよう提案して、当局も努力を重ねて、学校屋上がそれらの機能をあわせ持つ小学校となりました。これは3.11東日本大震災もありまして、ビル屋上まで津波被害があったことなどから見ると、豊崎小学校のあの高さでもまだまだ不十分なのかなと感じているところです。さらに高い建物の避難ビルが求められると思っています。これらのことから考えると、豊崎中学校建設については、これまで以上に避難ビル機能が強化されたものが必要だと考えていますが、市長はどのように中学校建設の考え方をお持ちなのか、伺いたいと思います。 ◎市長(山川仁)  儀間盛昭議員の(1)教育振興についてお答えいたします。 皆さん方もご承知とおり、豊崎地域の中学校建設に向け、中学校建設予定地を平成27年度に3億2,000万円以上の一般財源で購入しております。その中でまだ建設のめどは立っておりませんが、豊崎周辺の住民からは多くの要望がありまして、小学校や中学校ができると聞いたり、また公的なパンフレットを見て説明を受けたから、この豊崎に希望や期待を膨らませ移り住んできたというふうな住民の声を伺ったこともあります。その市民の思いを真摯に受けとめ、津波避難機能を有した豊崎中学校の早期建設にも、国や県ともしっかり連携をとり進めていきたいと考えております。さらには、10月11日の沖縄タイムスの紙上でのクロス討論、これは市長選挙のときでありましたが、当時は3候補の中で私だけがはっきりと申し上げているとおり、伊良波中学校校区内で約75万9,000平方メートル、ここは東京ドームの16個分に当たるそうですが、その市街化の拡大を行っており、さらに豊崎地域でも高層マンションなどを建設し、人口増加が見込まれ、現在でも増え続けている現状があります。当時、そのときに文科省へ確認をした結果、伊良波中への21学級は適正規模の12学級から18学級を超えているため分離をし、豊崎中学校を新設することが可能である。公立学校施設整備負担金より補助率の10分の8.5の補助が受けられると回答をもらい、紙面のクロス討論にも発表させていただいております。建設時期につきましても、各議員もご承知のとおり、伊良波中学校は過大規模でなければ補助金が出ない。それでは豊崎中学校はつくらないと考えていたようなので、改めて早急に文科省や県に確認をし、私が選挙時に回答を得た内容で進めるのであれば、この津波避難機能を有した中学校建設は任期中には着手できるものであると考えております。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。     休  憩(14時21分)     再  開(14時21分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◆24番(儀間盛昭議員) -再質問- 今、市長の答弁の中で市街化区域の見直しの面積の部分で再度確認をしたいのですが、もし規模、単位が間違っているのであれば訂正をしていただきたいと思います。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。     休  憩(14時21分)     再  開(14時21分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎市長(山川仁)  すみません、先ほども答弁したとおり、伊良波中学校区内で約75万9,000平方メートルというふうに答弁をしました。 ◆24番(儀間盛昭議員) -再質問- わかりました。ぜひそういう見通しをしている教育委員会とも連携をとりながら、豊崎小学校でできなかった機能をさらに上回る機能を豊崎中学校で実現してほしいと思います。 それでは次に移ります。住宅リフォーム助成事業について伺います。実際、県内で行われている自治体で公共工事の入札資格にとらわれずに幅広く中小業者を登録し、受注機会を増やすということが目的だと聞いています。早く豊見城でも実施してほしいものですが、県内で実行されている自治体数や予算規模等をつかんでいるところがあればお答えいただきたいと思います。 ◎都市計画部長(赤嶺隆志)  お答えいたします。 10月現在の県のホームページで確認をしておりますが、実施している市町村は6市5町2村、計13市町村が実施をしております。予算の規模については、確認をしておりません。 ◆24番(儀間盛昭議員) -再質問- その制度の、私たちがこの間求めてきたものからしても多額の財政負担ではないと全国でも見られていて、そうではあっても投資をした経済効果がその地域内に50倍、60倍と経済波及効果を示していると常に実績が上がっていますので、一日も早く豊見城市でもリフォーム事業が実行できるように期待をするところです。 それでは次の質問に移ります。瀬長島のマリーナの件ですが、今はなかなか厳しいと。実際、運営している宜野湾市と与那原町を見られて答弁していただきました。実際そういう現状、厳しいということは私も理解はしているのですが、瀬長島については美ら海水族館や首里城公園に次ぐ入場者数ということは今日も言われていました。これだけの方が瀬長島を訪れるようになった今の状況を字瀬長の先人たちは想像ができなかったと私は考えています。さきの大戦で字瀬長の住民がやんばるに避難して、収容所生活から戻ると既に米軍の核兵器や毒ガス兵器の貯蔵された基地にとられていました。当時の豊見城村が行政を挙げ村民が取り組んで、島を取り戻す運動を続けて返還を勝ち取った瀬長島です。もう36年前ですが、私は議員活動を開始した当初から、毒ガスの基地だった瀬長島を塀のない憩いの島にするという公約を掲げて、地域の皆さんの声を取り上げてその実現を求めて活動を続けましたが、今、瀬長の住民の声として、島に地元が使える港が欲しいと要望が出されています。これだけの観光入場者数を考えると、瀬長島島内の施設観光だけではなくて、近海を活用した観光漁場も十分可能性があると思うのです。先ほど答弁していただいた与那原とか、宜野湾のマリーナともまた趣旨が違いますので、マリーナの維持管理は瀬長島だからこそできるのではないかと考えています。これまでの漁業イコール漁港という枠にとらわれ過ぎないで、豊見城市の行政でもそれぞれの部署からチームを出し合って、瀬長島でさらに瀬長の住民、豊見城市民が利益を受けられるような海を活用した施設、マリーナをつくってできないかという知恵出しを、ぜひ行政の中で取り組みをしてほしいと思います。先ほどPFIとかPPPの検討の話もなされました。私が今述べたような、そういう観点も含めてご検討いただけるのか、再度お答え願いたいと思います。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えいたします。 マリーナの整備につきましては、補助がなく単費ということで申し上げたとおりでございます。それから観光漁業というのも、これは観光漁業を利用した観光事業のことでありまして、これにつきましても漁港とは違いますので、これも補助がございません。ですので、市としましては地元の意向等を把握しながら民活、PPP、PFIの調査研究をしていきたいと考えているところでございます。 ◆24番(儀間盛昭議員) -再質問- 今のマリーナの件ですが、おっしゃるようになかなか右向いても左向いても既存の制度はないと。補助事業はないというところで行政は地団駄を踏むのだと思いますが、一括交付金もさまざまな既存の制度があるものには使えません。ないものに一括交付金で対応できると。沖縄の観光につながるいろいろな事業に対応するという触れ込みで、一括交付金を私たち議員は勉強もしてきたのです。だから、なかなか当てはまる制度はないというのであれば、それこそ一括交付金でも知恵を出して、これまでの宜野湾とか、与那原とは違う、私たちは瀬長島でしっかり観光の視点に立った、そして地元が潤う、そういう新しい仕組みを含めて、これまでと同じような概念だけではなくて、一皮も二皮もむいて知恵を出してほしいなと思うので、そういう検討もぜひされるべきだと思いますが、いかがでしょうか。 ◎経済建設部長(金城道夫)  瀬長島の港湾、港という位置づけでいろいろ検討してきました。それは漁港、それから先ほど申しましたとおり観光拠点漁港、マリーナというのがありますけれども、漁港というのは今、与根漁港がございます。その与根漁港につきましては、漁船等に余裕があることから新たな漁港指定というのが瀬長島はできないというものがございます。それから観光拠点漁港というのも、今は補助がないと。それから先ほど申し上げたとおり、マリーナにつきましても補助がないということでありましたので、どうにか民間活用を図りながら調査研究していきたいと考えております。 ◆24番(儀間盛昭議員) -再質問- マリーナについては名前にとらわれる必要もないので、漁港なのかマリーナなのか、また別の呼び方があるのか、それにとらわれる人はいないと思います。とにかく、あれだけ小さな島で相当な予算をかけてつくった施設である美ら海水族館や首里城公園に次ぐ入島者を維持しているということですから、たくさんのお金が落ちているはずです。それがしっかりと地元に、市民にきちんと還元があるように、どうすればそれが勝ち取れるのかという一つの思いの中で海を活用したマリーナの話が出ていますので、これまでの概念にとらわれず、ひとつ大きな前進、ぜひ知恵を出してほしいと思っています。今日はもう時間、とられるともったいないので、これからも皆さんとも、いろいろな要求な中でぜひ実現をしていきたいと思いますので、これで終わりではありません。これからもよろしくお願いします。 公園管理について伺います。これまでと違う規模の大きな東屋になりますということなのですが、これまで小さくてどうだったから大きなものにするということになっているのでしょうか。まず、そこからお答えください。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えいたします。 東屋につきましては、今回2基整備をしておりますけれども、先ほど答弁したとおり、まず9平米のものを16平米、9平米のものを50平米にしたところでございます。まず、しおさい公園につきましては、主にスポーツ広場や多目的広場でパークゴルフやグランドゴルフを目的に自治会、企業、団体、遠足や自由な遊びを目的に市内外の子どもたちの団体に多く利用されていることから、東屋を大きくしたものでございます。考え方としましては、これまでの二次製品から現場打ちの施工に切りかえたところでございます。さらに美観性のある東屋の赤瓦とか、柱や梁、それに琉球石灰岩の擬木の使用を辞めまして、耐久性、機能性重視で現場施工のシンプルな東屋に変更したものでございます。 ◆24番(儀間盛昭議員) -再質問- これまでは東屋の工場でつくったものを二次製品というのですか、それを現場で設置するというものでした。私たちがびっくりするぐらいの高価な製品でしたが、今回は面積も大きくなったのですが、それからすると坪当たり幾らでつくれる東屋になっているのでしょうか。工場製品ではなくて、現場で工事をしてつくるということを聞いているので、単価的にはどういう違いがあるのでしょうか。 ◎経済建設部長(金城道夫)  東屋の坪単価につきましては、既存のものは坪単価165万円でございました。これが16平米、現場打ちに変わりまして、約99万円に下がったところでございます。 ◆24番(儀間盛昭議員) -再質問- ありがとうございます。 これまでの東屋一つをとっても、議会で議員の中からより安く上がるように、そしてより長持ちするように、そういう施設を求めて取り上げてきました。今回のような整備方法で現場でつくって、より長持ちするようなつくりになるということを聞いて、非常に安心しているところです。残り4基ある中で今、2基の話なので、しおさい公園でいうと全てのエリアで東屋が完成できるように、引き続き平成31年度も取り組んでほしいと思います。 2つ目のコンビネーション遊具ですが、残りも平成31年度で建て替えるということが求められていますが、今は使用停止で、私たちからも指摘をして、子どもたちが中に立ち入らないようにしっかり囲いもしていただいていますが、中は草むら状態になっていて、子ども連れのお母さんたちからは、ハブが中にこもるのではないか、ネズミが発生するのではないか、そういう声がこの間あったのですが、そこも公園の中に現在あるわけですから、きちんと維持管理ができるような取り組みをすべきだと思いますが、どういう対応を考えておられるでしょうか。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えいたします。 しおさい公園の現在休止となっているコンビネーション遊具につきましては、今は草が繁茂しているということでございましたが、指定管理者のほうで全部除草等を行って管理をしているところでございます。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。     休  憩(14時39分)     再  開(14時50分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。──通告番号6(22番)赤嶺吉信議員── ○議長(大城吉徳)  次に、赤嶺吉信議員の質問を許します。 ◆22番(赤嶺吉信議員) -登壇- 皆さん、こんにちは。豊政会の赤嶺吉信でありますが、いつもは3日目の後半が私の出番でありますけれども、今日は1日目の6番目、豊政会のトップバッターで一般質問をしたいと思います。頑張ります。ただ、今日は12月定例会でもう最後ということで、本当に皆さんに感謝を申し上げて、一般質問に移らせていただきます。 (1)道路行政について。市民体育館入り口交差点の改善について伺います。 ①市民体育館入り口交差点は、どちらが優先道路なのかわかりづらい状況にあり、何らかの対策が必要と思われるので、当局の見解を伺います。 ②2016年3月定例会(平成28年3月定例会)での一般質問に対し、経済建設部長から、「信号機設置は設置要件を満たしていないので非常に難しい」との答弁でありました。交差点改良から2年が経過し、体育館利用者の増加等、交通事情は大きく変化しております。信号機設置に向け再度、豊見城警察署と折衝する考えについて伺います。 ③豊見城警察署の指導でハンプ設置やすべり止め舗装路面標示等がなされたが、運転者や市民の評価はどのように把握しているか、把握していれば内容を伺います。 (2)都市景観と観光振興行政について。豊崎商業地域に設置しているプランターの管理について伺います。 ①2017年9月定例会(平成29年9月定例会)で市道292号線に設置している464個の植栽プランターの管理が不十分であると指摘しました。道路課長の答弁として「今後、花いっぱいになるようなプランター路線づくりに努める」との回答がありました。1年が経過しておりますが、全く改善されていない状況にあります。いつ実行するのか当局の見解を伺います。 ②観光振興の視点から、現在のような管理状況をどのように捉えているかを伺います。 ③一般市民や市内企業などを活用して管理する方法もあると考えるが、当局の見解を伺います。 あとは自席で質問いたします。 ○議長(大城吉徳)  当局の答弁を許します。 ◎道路課長(城間保光)  赤嶺吉信ご質問の(1)の①③、(2)の①から③について順次お答えいたします。 (1)①について、当該交差点については、市道10号線及び市道216号線、市道66号線が交わる交差点となっております。現況としまして、東西方向には一時停止の「止まれ」標識及び路面標示がなされており、また一時停止を促すように速度抑制対策であるハンプの設置や、交差点ありといった注意喚起看板も本市独自で設置しております。当該交差点における優先道路の考え方を豊見城警察署へ確認したところ、設計協議の段階では、市道10号線の北側から本交差点向けへ交通量が多いということで当時は南北方向が優先と判断したが、現在、交差点が完成し、豊見城市民体育館や豊崎総合公園へアクセスできるようになり、本市や市民の意見、問い合わせ等もあり、現場を確認した結果、市道10号線の東側から交差点向けの交通量が多くなったことから、昨年度に豊見城警察署より沖縄県警察本部へ、東西方向を優先道路とする変更に係る一時停止線位置の見直しを上申しており、今年度中に変更する予定とのことでありました。本交差点においての安全対策としましては、信号機の設置が最も有効だと考えられますが、先ほど述べましたとおり、優先道路の変更計画があることから、今後、現場状況等を見きわめながら判断していきたいと考えております。 ③についてお答えします。ハンプの設置や路面標示等により、一時停止の規制や注意喚起を促している状況ですが、ハンプの振動並びに音に対する意見や、一時停止線の位置に対する疑問を多少なりとも受けております。ハンプについては、交差点の形状を十字路に変更したことによる事故防止の安全対策として、豊見城警察署の依頼により道路管理者として設置したものでありますが、今後、優先道路の変更に伴い、周知が十分なされた場合には豊見城警察署とも協議をし、ハンプの撤去について検討していきたいと考えております。 次に(2)①について、市道292号線に設置している植栽プランターにおきましては、これまでも花いっぱいになるようにかん水及び施肥の管理を行っておりますが、思うように花が咲いていない状況にあります。昨年度の環境美化強化委託業務では、5日間に1回程度のかん水としていたところ、今年度は3日に1回程度のかん水を実施しております。また、平成30年2月に植栽プランターへハイビスカス274株、ブーゲンビレア51株の補植も行っております。今後も専門業者のアドバイス等を受けながら、プランター内の伐根、除草及び剪定等を行いながら、開花に重点を置き管理していきたいと考えております。 ②について、豊崎商業地域は多くの観光客が訪れており、植栽プランターも多くの観光客の目に触れていると思います。植栽プランターの管理においては、一括交付金を活用し、かん水等の維持管理を行っておりますが、花木の減少しているプランターが多々見受けられる状況でございます。先ほども答弁いたしましたが、今後は専門業者のアドバイスも受けながら花木の開花に重点を置き、管理方法の改善に努めていきたいと考えております。 ③について、現在、豊崎地区につきましては、複数のボランティアの方々の協力を得ながらプランター及び植栽の維持管理に努めております。ボランティアの方々の協力を得ながら、道路行政が成り立っているのが現状でございます。今後も市民や市内業者の方々の協力を得ながら、維持管理に努めていく所存でございます。 ◎市民部長(比嘉徹夫)  赤嶺吉信議員ご質問の(1)の②についてお答えいたします。 当該交差点への信号機の設置につきましては、平成28年第2回定例会において議員からご質問があり、当時の経済建設部長が信号機の設置について、交差点協議の際に沖縄県公安委員会に要望を行っておりますが、その後の豊見城警察署の現地調査において、現況交通量調査での信号機設置については、警察署管内の設置要件を満たしていないことから、信号機の設置は非常に厳しい旨の回答を受けておりますとの答弁を確かに行っております。それから2年が経過し、当時よりは体育館の利用者の増加等により交通量は増加しているように感じられると思いますが、所管の豊見城警察署交通課へ確認したところ、当時の状況とほとんど変化が見受けられないとのことから、信号機の設置に関しては依然として厳しいとの見解でございました。市といたしましては、今後も地域等の要請は、自治会長会等を通して要望等を提出いただければ、豊見城警察署へ要望してまいりたいと考えております。 ◆22番(赤嶺吉信議員) -再質問- では順次、(1)から再質問をさせていただきます。 先ほどの道路課長の答弁では、変則交差点においては優先道路の変更計画がありますという回答だったと思っておりますが、我が与根地域では、今課長がおっしゃっている、東側から西側に変更するということは、当時の通行に戻すということだと思うのですが、今回、優先道路の変更計画は年内に進むということでありましたけれども、もし計画が進んで思うように改善に至らない場合は、どのような対応を考えているのか伺います。※(13番)与那覇清雄議員 離席(15時04分) ◎道路課長(城間保光)  お答えいたします。 先ほど答弁いたしておりますが、道路課といたしましても、最も有効な安全対策は信号機の設置だと考えております。改善されなかった場合は、関係課と調整・協議を行って、安全対策に努めてまいりたいと考えております。※(13番)与那覇清雄議員 復席(15時05分) ◆22番(赤嶺吉信議員) -再質問- 道路課長、ありがとうございます。市民が通る交差点でありますので、皆さんも与根の体育館の前の道路をよく利用されていると思いますけれども、本当に警察の取り締まりが余りにも多くて、止まれの表示を見落としてしまって反則罰金を科されている方がいっぱいいるということで、今回の質問をやっております。 ②ですが、私が前回質問をして、道路課長のほうから信号機設置については大変厳しいと答えてもらっているのですが、今回は当時の状況とほとんど変化が見られないと答えているわけです。そうであれば、設置の要件を満たしていないというこの基準というのは、どこを示しているのかお伺いいたします。 ◎市民部長(比嘉徹夫)  お答えいたします。 信号機の設置につきましては、毎年度、沖縄県全体の要望を集約し、設置の効果、緊急性を勘案し、より必要性の高いものから信号機の設置を行っているということでございますので、その年度の要望内容や要望数によっても優先度の度合いは変動してくるものと認識しております。以上のことから、今回の当該交差点につきましては、やはり粘り強く要望していくことが重要かと感じております。 ◆22番(赤嶺吉信議員) -再質問- 道路課長、どうもありがとうございます。やはり一番の策は、いろいろなことを並行しながら最終的には信号機設置がベストだと私も感じております。 ③でございますが、市道10号線の道路沿いに止まれの標示があってハンプというでこぼこがあるのです。今回、路線の見直しをするわけですから、このハンプを残してしまうと大変危険だと。ただ、市民の皆さんからは、このハンプというのはどういう意味なのかという苦情がいっぱいありますので、ぜひ計画とともに、このハンプの移動もしっかりとできるように豊見城警察署と協議をして、早目に路線変更の計画とハンプの移動が同時にできるように頑張っていただきたいと思っております。これは答弁は要りません。 (2)都市景観と観光振興行政について道路課長に答えてもらいましたが、①きれいな花を咲かせる研究をしていますよという回答が出るのかなと期待をしていたのですが、いまだにプランターの花が咲かずに補植をしていると。それもかなりの数が補植されているようでございますが、そこで②の質問に移ります。前回も花を咲かすには重点的に管理方法の改善に努めると書かれていますが、その花を咲かすというのは、具体的にはどのような方法を通して花を咲かすということを訴えているのか。これを具体的にお伺いいたします。 ◎道路課長(城間保光)  開花に重点を置くということで答弁いたしました。例えば施肥についてですが、その花に合った肥料があるかと思います。そういうものの選定や、またプランター内の状況に応じた花木への対応。剪定等、そういうものを専門業者のほうからアドバイスを受けたいと考えております。また、今後につきましては、ほぼ年中開花が見られるサンダンカ等、そういうものの補植も検討していきたいと考えております。 ◆22番(赤嶺吉信議員) -再質問- 今、道路課長がおっしゃっている、肥料を入れてプランターを花いっぱいするということは、私が去年、質問したときにと全く似たような答弁でありますが、これをしっかりと集中してやってほしいということをお願いしておきます。 名称は道路美化ボランティアというのですか、環境美化ボランティアの豊崎における企業及び市民の参加率についてはどのくらいあるかお伺いいたします。 ◎道路課長(城間保光)  ボランティア活動に協力していただく登録件数につきましては、本市全体で38件ございます。 ◆22番(赤嶺吉信議員) -再質問- 道路課長、企業及び市民の参加件数と私は言いましたが、市全体の38件というのは企業、民間も含めてということですか。 ◎道路課長(城間保光)  企業と個人も含めて38件でございます。 ◆22番(赤嶺吉信議員) -再質問- 最後の質問です。今まで事業費が660万円程度だったと思うのですが、これを委託業務として企業に任せている状態だったと認識しておりますけれども、38件の市民と企業のボランティアがいるということでありますので、これまで5年間、平成25年から豊崎花いっぱいのウエルカム道路として予算をつけて、花を咲かそうということで事業が始まったと思うのですが、この5年間花が咲かない状態でありますので、しっかりとボランティアの登録を促して、植栽プランターの管理をボランティアの皆さんに委託する考えはございますか。 ◎道路課長(城間保光)  お答えいたします。 今後、そういうボランティア活動を実施していく団体、個人の方々との委託協定、ボランティア協定締結に向けて、団体等と協議してまいりたいと考えております。 ◆22番(赤嶺吉信議員) -再質問- 道路課長、先ほど議員の質問の中で豊崎ビーチは68万人余の観光客が来ていると答えておりましたので、68万人がビーチに訪れているということは、やはり道路の整備が大変重要だと思っておりますので、しっかりと花いっぱいの道路にするように、これからもボランティア、市民と連携をとりながら頑張ってほしいと思っております。また、地域においては、傍聴席にも私の先輩がおりますけれども、その地域でボランティアをしている方々をしっかりと市の広報紙等で表彰をして市民に周知することで、ボランティアにたくさん参加できるものだと思っておりますので、一生懸命陰ながら頑張っている市民の皆さんの表彰も忘れずに取り組んでいただきたいと思っております。 これで私の質問を終わります。──通告番号7(8番)大田正樹議員── ○議長(大城吉徳)  次に、大田正樹議員の質問を許します。 ◆8番(大田正樹議員) -登壇- こんにちは。声論会、大田正樹です。山川市長、初お手合わせするのですが、よろしくお願いします。通告に従いまして、一般質問を行います。 (1)山川市長の市政運営について。 ①市長の予算編成方針(考え方)を伺います。 ○議長(大城吉徳)  当局の答弁を許します。 ◎市長(山川仁)  大田正樹議員の(1)①にお答えいたします。 平成31年度の予算編成方針につきましては、去る11月14日に決定をしておりますが、平成31年度予算編成方針でこの31年度の予算編成に臨むに当たり、踏まえなければらない国や県の経済や財政対策の動向、そして本市の財政状況を明記しておりますが、その中では昨今の扶助費や公債費の増などにより経常収支比率の上昇、基金残高の減少、そして市債残高が増加し、さらに今後の財政見通しとなる中期財政計画では多額の財政不足が見込まれる本市の財政は、大変厳しい局面を迎えていると明記をしております。このような明記を踏まえ、私の公約実現と整合性を図りつつ取り組む平成31年度の予算編成の考え方としては、次の4点を柱に据えております。まず1つ目に、総合計画に掲げた将来像の実現。2つ目に、実施計画における施策の推進。3つ目には、豊見城市の人口ビジョン及びまち・ひと・しごと創生総合戦略における施策の推進。4つ目には、持続可能な財政構造の確立でございますが、以上の4つの柱を踏まえ、私が公約する夢と希望あふれる豊見城市の実現に向け、平成31年度の予算編成に取り組んでまいりたいと考えております。 ◆8番(大田正樹議員) -再質問- 市長、答弁ありがとうございます。安心しました。従来の考え方とほとんど変わっていないようですので、②に行きます。 ②市長の掲げる真改革とはどのようなものなのか具体的に伺います。 ◎市長(山川仁)  (1)の②についてお答えいたします。 真改革とは、「真剣に誠実に新しく物事を変えていく」という意味が込められた言葉でございますが、市長選挙期間中からよく使わせていただいております。市政に臨む私のモットーでありますが、今後は市政を担当するに当たり、常にこの真改革を念頭に市政発展に向け、真剣に誠実に市政をよりよく変える環境づくりに努めてまいる所存であります。そして、現在まで残された諸課題を解決して、市民とお約束したさまざまな公約を実現していくために、市民の皆様はもとより議員の皆様や職員との対話も重視し、かつ社会情勢の変化を的確につかみ、国・県からのさまざまな支援を、取りこぼすことなく、市政運営にも臨んでまいりたいと考えております。 ◆8番(大田正樹議員) -再質問- 少し確認の意味でお伺いします。 市長は新しく財政委員会ですか、諮問委員会を立ち上げていくと聞いておりますけれども、ここで言われる改革というのは前市政を否定するものなのか、この考え方を伺いたいと思います。 ◎市長(山川仁)  前市政や、また今までの豊見城村政、市政を否定するものは全くございません。逆に、そのいいところはしっかりと引き継いでいきながら、事業をさらに拡大していければという思いはあります。ただ、先ほど来申し上げているとおり、財政状況が大変厳しい状況にありますので、無駄を省きながら検証すること。また、選択をしながら集中していくことで新たな財源が確保できるものなのかなと思っておりますので、ぜひ公約に掲げた第三者委員会、仮称ではありますが、そういう行財政改革検討委員会なるものを立ち上げさせていただいて、さらなる豊見城市の発展にもまたご尽力をいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆8番(大田正樹議員) -再質問- よくわかりました。その第三者委員会、諮問委員会をつくっていくには、いろいろと協議していくのかなというのはわかりました。 現段階で市長が考えている、無駄があるのかないのか、その辺を率直に伺いたいと思います。 ◎市長(山川仁)  これまで市の職員の皆様方が真摯に対応してきた事業がありますので、このあたり無駄があるかないかというのは、第三者機関のほうが確認・検証するものだと思っておりますので、ご理解をよろしくお願いしたいと思います。 ◆8番(大田正樹議員) -再質問- 今おっしゃっている、職員が真摯に取り組んできた事業もかかわるというふうに言っていただいたので、この後の質問につないでいきたいと思います。 (2)地域振興費についてです。 ①南斎場振興費約8,600万×5カ年の内訳を伺います。 ◎市民部長(比嘉徹夫)  お答えいたします。 南斎場建設振興費は、地域説明会で要望のあった周辺環境整備として、3路線の概算事業費を算出基準に、構成6市町の合意のもと算出しております。その額は、平成25年度から平成29年度までの5カ年間で4億3,133万4,000円となっており、一般財源として繰り入れられ、本市の施策全般を推進する財源として幅広く有効に活用されております。 ◆8番(大田正樹議員) -再質問- 3市3町からの地域振興費です。具体的に私が聞いているのは、5年間何に使われてきたかを聞いているわけなのですが、これは多分、市民部長ではわからないかと思うのですけれども、何に使われたか把握しているのか。施策全般とは、推進する財源等は何かを伺います。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。     休  憩(15時25分)     再  開(15時25分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎総務企画部長(内原英洋)  地域振興費につきましては、本市施策を推進する貴重な財源として幅広く有効に、一般財源として活用されております。 ◆8番(大田正樹議員) -再質問- 具体的にと聞いたのですが、幅広くというふうに言われてしまいました。 では、お伺いします。この振興費については、3市3町の南部広域市町村圏事務組合議会議員として、私も地元対策費として使われるものと認識しておりますが、南斎場のある字豊見城地域に、何か具体的な施策がなされたか伺います。道路以外でですね。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。     休  憩(15時26分)     再  開(15時27分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎総務企画部長(内原英洋)  お答えします。 まず、地域振興費につきましては、先ほど言いましたように、広く有効に活用している財源でありまして、例えば一般財源でありますので、この地域という話ではなくて全ての事業に充てられていると。例えば社会保障費とか、土木費、教育関係の経費など、市が展開する施策全般的に充てられていますので、これらは周辺地域住民にも広く寄与されているものと理解しています。 ◆8番(大田正樹議員) -再質問- わかりました。それを踏まえて、②に行きます。 ②市道2号線の進捗状況を伺います。 ◎道路課長(城間保光)  お答えいたします。 市道2号線につきましては、平成29年度末で事業全体における進捗率は事業費ベースで約53%となっております。今年度におきましては用地1筆、補償1件の契約を済ましており、工事については市道441号線と新道との取りつけ工事について、地権者との合意を得た後に実施する予定ですが、現在も交渉が継続中のため、工事の実施には至っておりません。地域の皆様からも早期の接続要望の声があることを認識しながら、ご期待に応えられるよう、整備に向けて努力してまいります。 ◆8番(大田正樹議員) -再質問- 今、道路課長に答弁していただきました。現在の進捗率が約53%。平成29年2月時点で52.8%、平成30年2月時点で53.2%、今回は53%ということはほとんどとまっている状態です。経済建設部長も道路課長も今年度異動してこられて、この数年間の私の質問の趣旨を把握できていないのかもしれませんが、整理させてくださいね。言いますよ。 平成24年に事業採択された市道2号線、当初の答弁では事業期間は5年間、平成28年度には完了予定と地域には説明されました。それがいつの間にか経費予算も削減された後事業期間が延長され、地域に説明もなく議会答弁で平成33年度完了予定。その次に聞くと、平成35年度完了予定となっていっております。地域はこのことに不満もありますけれども、それはそれで仕方ないと行政を理解しようと思っております。市道2号線のいわゆる地獄坂、石火矢橋から上に上がる道のことです。いいですか、もう一度言いますよ。事業期間の延期は理解しようとしています。そうではなくて、この市道2号線の質問、私がずっと言っているのは、県道7号線から空手会館前を通って上のほうまででき上がった道を早期に旧道に仮的につなげていただいて、あの地域の交通安全対策をしていただきたいということなのです。集落内の交通量が多くて、安全対策ができていないこの状況をどう思いますか、伺います。
    経済建設部長(金城道夫)  お答えいたします。 市道2号線と市道441号線の取りつけにつきましては、現在、地権者と交渉中でございます。その地権者につきましては、市道2号線の取りつけ箇所と文化観光創出事業の事業区域内に土地を所有しておりまして、今その事業区域内の土地につきまして契約を進めているところでございます。この契約内容としましては、ほぼ合意に達しているところでございます。合意に達した後に、今の取りつけ箇所の土地についても進めるという地権者の意向がございますので、今月中にはそのめどがつくものだと考えているところでございます。 ◆8番(大田正樹議員) -再質問- よかったと言いたいところなんですけれども、言えないんですよ。実は平成30年、今年です。3月定例会で地権者と話がついたような答弁をして、早期に道路の改善を図ると述べているんです。それからもう1年たつんですよ。 先ほど経済建設部長は、文化観光創出事業のことを絡めていましたけれども、この道路は、もともとは南斎場へのアクセス道路を、南斎場の建設に当たって、そこをどうにかしてくれというのが地域との約束だと思うのです。これは次の質問で入っていくので聞きますが、結局、1年以上たって対策してくれていないのが現実です。路線を変える、それは警察協議も終わっているという、現在はその話になっているはずなのです。地権者との交渉が、今、一部接道しようとしている部分ですが、ほんのちょっとの土地ですよ。これを外して地権者との交渉が延びるんだったら、その隣の土地を無理やり通して路線を変えて、一時の仮道路をつくるというのが前回の話なのです。それから1年間何もやられていない。これを問題視しているんですね。 では、③南斎場建設に当たり地域住民との約束はいつまでに実現できるのか伺います。 ◎市民部長(比嘉徹夫)  お答えいたします。 担当課であります道路課に確認いたしましたところ、周辺環境整備として3路線のうち、先ほど大田議員もおっしゃっていましたが、市道2号線については平成35年度完了を目標に取り組むと。南斎場前面道路につきましては、平成33年度の完了を目標に、またとよみ集落への取りつけ道路につきましては、平成31年度の完了を目標に取り組んでいるとのことでございます。 ◆8番(大田正樹議員) -再質問- 市民部長、本当に申し訳ないですが、その3路線を確かに要望しているのですが、そうではなくて、先ほどからずっと言っているように、約束事を書いているのは市道2号線の整備を行うこと。当該道路は集落内を通らないように整備すること。これを平成23年11月に行政と話をして議会にも請願が通っているのです。このことを言っているわけですね。南斎場の建設に当たっては、字豊見城自治会は反対運動もある中、こうして行政に協力したんですよ。どうですか。それで4億円もの振興費をもらっている。それは当然、市道2号線の道路の裏負担に充てろと言っているわけではなくて、今こうして仮設の道路をつくるための予算も要望額はどうにか捻出できるのではないかと。接道のための道路だから。道路をつなぐ手法もある。手法も幾つか路線を変えてできる。警察からももらっている。何が問題なんですか。地域との約束を履行できない理由を教えてくださいと言っているんですよ。ひとつよろしくお願いします。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。     休  憩(15時36分)     再  開(15時37分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えいたします。 地域からの要望という市道2号線と市道441号線の取りつけということで、先ほど地権者の反対があれば、仮にそこを避けて道路をつくることができるのではないかという答弁もあったということでございましたが、その地権者が現在、事業に協力する方向に傾いておりますので、先ほど答弁いたしましたけれども、先に文化観光創出事業の事業区域内の土地が、今、契約にこぎつけようとしているところなんです。それが契約締結した暁には、次にその取りつけ箇所も了解いただけるものという流れになっておりますので、いましばらく待っていただきたいと思っております。 ◆8番(大田正樹議員) -再質問- 大きな事業を抱えている地権者ですので、それは理解いたします。それで私なりに理解して協力してきたつもりです。しかし、あの豊見城の地域の人もその地域の地権者たちであり、その住民であるわけですから、でも皆さんは先に約束をして南斎場をつくってあるわけですから、ひとつ考えていただきたい。 そこで市長に伺いたいのですが、これは平成28年11月22日の議会の請願にて全会一致で通っているんですよ。このとき市長は私と同じ議員で、一緒にこれを議決していただいている。議会の議決とはどのような重みがあると受けとめているか、市長にもその辺、せっかくですから見解を伺いたいと思います。 ◎市長(山川仁)  今のご質問に関してですが、議会のこういった陳情・要請等の議決は大変重いものがあると思います。市民の声をしっかりと議会の全会一致だったと思いますけれども、そのときの重みというのは大変重いと思いますので、ぜひ関係部署とも連携をとりながら、一日でも早く、一年でも早く字豊見城の皆様方の思いをまた整えられるよう対応していきたいと思っております。 ◆8番(大田正樹議員) -再質問- ぜひ本当に急いでお願いいたします。 続きまして、(3)を飛ばして(4)に行きます。 (3)各種事業の進捗状況について伺います。①は後回しにします。 ②豊崎海浜公園の駐車場料金の収入は、周辺地域の環境整備費に充てるとされていたが、方針に変わりがないか伺います。 ◎公園緑地課長(金城司)  お答えいたします。 ご質問にもありますとおり、豊崎海浜公園を含む豊崎地内公園駐車場の収入につきましては、方針に変更はなく、豊崎海浜公園やその他都市公園維持管理業務の歳出予算に充当し、経年劣化が進んでいる施設の維持管理費用として活用させていただいております。 ○議長(大城吉徳)  時間内に終わりそうもないので時間を延長いたします。     時間延長(15時41分) ◆8番(大田正樹議員) -再質問- 今の答弁では変わっていないようなので、安心しました。では行きます。 先日の台風で倒木やビーチに砂が巻き上げられ、かなりの被害が出たと聞いております。また、海浜公園周辺の遊歩道などにも設置されていた外灯、防犯灯などが倒れていたり、危険箇所が見つかったりしたと聞いております。当然、これらは環境整備費として徴収している歳入から補うべきと考えているわけですけれども、市は修繕費を全て捻出したか伺います。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。     休  憩(15時42分)     再  開(15時42分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎公園緑地課長(金城司)  お答えいたします。 豊崎海浜公園並びに美らSUNビーチにおきましては、今年発生いたしました台風24号、25号により、ビーチ側から公園側へ砂の飛散や倒木などの影響があり、指定管理者と協力し、復旧作業に取り組んでおります。市が取り組んだ内容といたしましては、路面清掃車やバキューム車により園路、駐車場、東屋、芝生広場における砂の除去作業を市の単独予算38万4,480円をかけ行っております。また、都市緑地におきましても、強風時に外灯のポールが折れ曲がるということがあり、市の単独予算43万2,000円をかけ修繕を行った実績もございます。駐車場の収入による予算を充てたわけではなく、市の単独予算を活用しまして修繕を行っております。 ◆8番(大田正樹議員) -再質問- 全額全てですか。 ◎公園緑地課長(金城司)  お答えいたします。 海浜公園の清掃に使用しました金額、それから外灯を修繕するために行った費用については、全額単費予算ということでございます。 ◆8番(大田正樹議員) -再質問- もう一度お伺いします。ちょっと聞こえなかったので。議会の皆さん、すみません。 ◎公園緑地課長(金城司)  お答えいたします。 美らSUNビーチにおきまして、園路、駐車場、東屋、芝生広場における砂の除去に関してですが、市の単独予算を利用してその作業を行っております。また、強風時に外灯ポールが折れ曲がるということが起きましたので、その修繕についても市の単独予算をつぎ込んで修繕を行っております。 ◆8番(大田正樹議員) -再質問- だから単独予算で全てを修繕したということで間違いないんですよね。 この金額500万円から今年度は何に幾ら使ったのか、内訳を伺います。 ◎公園緑地課長(金城司)  お答えいたします。 予算につきましては、豊崎海浜公園指定管理委託料、都市公園指定管理委託料、それから市内の公園維持工事を行うための予算に活用させていただいております。 ◆8番(大田正樹議員) -再質問- 答弁が私の質問とかみ合わない感じになっているのですが、ほかにも質問がたくさんあるので述べたいと思います。 ビーチの環境整備費に充てる駐車場の有料化は、豊崎美らSUNビーチとその周辺の公園の環境維持に充てる目的ということで僕らは説明を受けて、ビーチの駐車場の有料化を賛成いたしました。なので本来、この500万円を丸々、当然市の考え方としては一般財源に一度入れて、プールになるというのはわかるのですが、基本的にこの500万円はビーチを中心とした環境維持に、しかも台風の対策とか、今年の6月に関しては大量の藻の発生で相当な被害が出ているかと思います。本日の答弁にもありましたが、ビーチの来場者が68万人も来られる巨大な観光施設ですので、ビーチを中心に環境維持費に使わせていただかないと、僕ら有償化を認めた者としては立場がなくなるわけです。ぜひ環境維持費にほぼ全額に近い金額を充てていただきたいと思っていますので、よろしくお願いします。 次の質問に行きます。③与根漁港の施設整備に向けて、工程並びに進捗状況を伺います。 ◎農林水産課長(高良均)  お答えします。 与根漁港の複合施設整備は、一括交付金を活用しまして平成29年度に収益施設を除いた形で実施設計を完了しております。平成30年度には建築工事等に着手する予定でしたが、与根支部が主体となる収益事業施設の計画が構築できていないこと。市の優先順位等から先送りすることとなり、複合施設の整備は平成32年度を目指しているところです。また、当該施設の完成後には、糸満漁業協同組合与根支部を中心とした組織による管理運営を考えており、支部を交えて管理運営の勉強会や収益事業としての可能性のある事業の試験的な実施を行い、管理運営に係る事業計画や事業収支の検討を進めている状況であります。 ◆8番(大田正樹議員) -再質問- 2点、おかしかったような気がするのですが。まず、平成30年度の着工予定が平成31年度に延ばすという、これもどういうことなのかとなりますし、それと与根支部のもう一つの施設のことを一緒になって話されていましたけれども、設計は平成29年度で終わっております。ここに図面もあります。平成30年度はじっくりもう一度精査するということで1年延ばしました。それで平成31年度から着工するはずだったのにもかかわらずできない理由を伺います。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えいたします。 与根漁港の複合施設整備事業につきましては、市が整備する複合施設と与根支部と民間が整備運営する食堂、直売所等収益施設とを連携して進める必要があることから、現在、与根支部と協議調整しているところなのですが、その収益施設の具体的な事業計画が構築できないということから、先延ばししたところでございます。 ◆8番(大田正樹議員) -再質問- だからそれがわらかないんですよ。一括交付金で複合施設をつくるというふうに動いていたはずです。実施計画でもって設計が終わっていた段階なのになぜ延ばすかということを言っているんですよ。 そもそも与根支部の要望は、食堂やレストラン等の収益施設を整備してほしいでしたか。どうですか。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。     休  憩(15時52分)     再  開(15時52分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎経済建設部長(金城道夫)  収益施設につきましては、西海岸地区整備基本構想、それから与根地区活性化調査検討報告書の中で与根漁港区域を活性化するためには、そういう収益施設が必要ではないかということで市で計画したものでございます。 ◆8番(大田正樹議員) -再質問- だからこれを指摘したんでしょうけれども、それでは何で与根支部が動かないから複合施設のほうをとめるというのがわからないと言っているんですよ。平成31年度の着工予定を誰がとめたんですか。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えいたします。 収益施設の具体的な事業計画が構築できていないということもありまして、市内部の実施計画の調整におきまして、民間活用ですね、PPP、PFIによる民間資金の活用も含めて今後検討していくという方針になりました。 ◆8番(大田正樹議員) -再質問- PPPやPFIを活用してと言っているのですが、ここにあるんですけれども、これは与根漁港の複合施設の図面、しかも平成29年度一括交付金でつくった、金額も言いましょうか。1,744万1,000円。平成29年度にこの金額を使って図面も上がったんですよ。平成30年度着工ももう少し詰めようということで、与根の方々を待たせているんですよね。平成31年度でしっかりつくろうという話だったのにもかかわらずとめたのは、どなたの判断でとめたんですか。市長ですか。冒頭、私、聞きましたよね。予算編成方針に変わりはないですかと。変わりはない、継続中ですと、だから安心しましたと私、冒頭言いましたよね。何で事業をとめるのかがわからないんですよ。お答えください。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。     休  憩(15時56分)     再  開(15時56分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎経済建設部長(金城道夫)  先ほども答弁いたしましたけれども、収益事業の計画構築がなされていないということもあります。それから複合施設、収益施設を含めて実施計画の内部調整において民間活用を図っていくということで先延ばししたものでございます。 ◆8番(大田正樹議員) -再質問- 複合施設の件に関しては、実は私たち声論会も何年もかけて、これまでの歴代担当職員の皆さんや海人の皆さんたちと意見交換をしてきているわけです。歴史があるわけですよ、僕らの思いが入っているんですよ。この複合施設をつくるに当たって一括交付金を活用すると言ったり、一括交付金は該当しないから今後は農水の補助事業を活用したい。今回はPFI、PPPと続きました。ころころ方針が変わったのは与根支部なんですか、行政なんですか、どちらですか。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えいたします。 まず、複合施設につきましては、一括交付金を活用して整備するという方針でございましたが、その中の収益施設、つまり食堂、あるいはおさかなセンター、直売所ですね。それにつきましては補助でありますので、一括交付金の対象外ということがわかりまして、それにつきましては…。それで与根支部と民間等、また、それには農山漁村振興交付金という収益事業にも充てられる補助金もございます。それを含めて進めていたということでございますけれども、今のところ計画構築ができていないというところでございます。 ◆8番(大田正樹議員) -再質問- わかります。だから最初の与根の要望は、ターミナル、待合室、会議室、そういうのだった。そこに収益系をつけようと言ったのは皆さんですし、それができないからと言って、先ほど経済建設部長が答弁されたように物を2つに分けた。分けたけれども、それを言っているんです。複合施設のみだったら既にできて、もう一括交付金に活用してもう使った。つくっているんですよ。事業は始まっているんですよ。だから2年、今年1年とめたのはわかる。何で来年とめるのかなんですよ。とめたのは市長なんですかと聞いているんですよ。そして、しかも今日出てきたのがPFIやPPPでしょう。今まで出てこなかったものが、PFIが今出てきてしまった。何をしたいんですかですよ。これは平成31年度でやらないことを市長、与根の皆さんに説明できますか。お伺いします。 ○議長(大城吉徳)  休憩いたします。     休  憩(16時00分)     再  開(16時00分) ○議長(大城吉徳)  再開いたします。 ◎経済建設部長(金城道夫)  お答えいたします。 収益施設につきましては、先ほど言った経緯もございますけれども、民間活用ありきではございません。民活も含めた農山漁村振興交付金という、そういう収益事業にも充てられる2分の1の補助金がございますので、それも含めた形でも検討をしていくということでございます。 ◆8番(大田正樹議員) -再質問- だから収益施設のことを言っているのではないんです。複合施設、待合室、会議室、ターミナル、シャワー、魚をさばく厨房、その施設を図面もできてやろうと言っているのに、これが平成31年度着工だったのに何でこれをやらないのかと言っているんです。収益施設のことは、皆さんが持ちかけてきた話でしょう。海人たちは関係ないんじゃないですかという話なんですよ。それをぜひ市長から説明しないと、これだけの経緯を含めて、すぐ次年度編成から外すというのは、非常に問題ですよ。そもそも一括交付金で図面までつくって、事業しないと言って本当に大丈夫ですか。私はこっちも心配ですよ。もう時間がないから答弁は要らないんですけれども、お願いですから、これだけ積み上げてきたものを簡単に崩さないでいただきたいなと思います。予算編成方針でちゃんと述べているんですから、引き続き行政にはよろしくお願いいたします。 ○議長(大城吉徳)  以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 なお、次の本会議は12月12日午前10時開議といたします。ご苦労さまでした。     散  会(16時02分) 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。   豊見城市議会議長  大 城 吉 徳   署名議員(21番)  赤 嶺 勝 正   署名議員(22番)  赤 嶺 吉 信...